尾骨のチャクラ
ほんじつはおめでとうございます。The Kerria Sasaと申します。
今回もチャクラについて述べていきたいと思います。
第一チャクラは共通
チャクラの場所や機能は流派によって微妙に異なります。
しかし多くの流派で共通していることもあります。
尾骨(尾てい骨)に位置する、第1チャクラ=ムラダーラチャクラはほとんどの流派で共通するとことでしょう。
第一チャクラを会陰ととらえている流派もありますが、位置的には非常に近いです。
古典的な考え方では、尾骨にはクンダリーニと呼ばれる赤い蛇が潜んでいて、修行により呼び覚まし体内を頭頂まで上昇させることで、悟りや神通力を得るためのものと言われています。
尾骨から始まる背骨の中を一気に頭頂までエネルギー(?)が駆け上り、ルート上のチャクラを一瞬で開発をしてしまう人もいます。
望んで行う場合もあるし、偶然起こってしまう場合もあるようです。
高藤聡一郎氏の仙道の本ではこの状態を大周天と表現しています。
中には尾てい骨に強い刺激を与えることで、クンダリーニを呼び覚まそうとする人もいるようです。
(昔は・・・、ですよ)
ムラダーラ
さてこの何やらパワーを秘めていそうなムラダーラチャクラ、どういったものでしょうか?
場所は繰り返しになりますが、尾骨や会陰周辺です。
周辺と改めて言うのは、チャクラは情報的なものであり、肉体的部位と完全に一致ということができないためです。
そしてこのチャクラが司るのは、生命エネルギーや行動力です。様々な解釈が先達たちによってされていますが、まずはこれでよいでしょう。
チャクラを開くエネルギーの出発点であり、膨大なエネルギーを秘めています。
そのエネルギーは肉体にも影響を与え行動力につながっていきます。
このチャクラが活性化していない(詰まった)ような状態だと、無気力になるわけです。
逆に活性しすぎると、物欲が過多になったり、無理をして体を壊したりしてしまいます。
このチャクラは位置的に最も下に位置し、そして肉体との関係性が強いチャクラと言われています。すなわち抽象度が肉体に一番近いチャクラということが出来ます。
この辺は第二チャクラ(スワディスターナチャクラ)が司る機能と重複する部分もあります。
位置が近いので当たり前と言えば当たり前ですね。
神経叢的にはいずれも仙骨神経叢にあたります。
第一チャクラのエピソード
そういえば昔、第一チャクラを準備なしに開いてしまい(ほぼ偶然的。物理的にぶつけた。)性欲が暴走。かなりヤリ○○になってしまい悩んでいる人がいました。
結局その人は師匠にいったん開いた第一チャクラを非活性してもらって、元の状態にもどりましたね。
ちなみに気功で男性機能を向上させるには、仙骨を施術するのがよいですよ。
チャクラとして活性してもよいですし、浄化系でもOKです。
他の症状や目的で施術をしているうちに、「実は・・・」というパターンが多いですね。
そのような依頼をしてもらうということは、それだけ信頼してもらった証なんだなと、嬉しく思うものです。
ほんじつはここまでとします。