霊術と気功を伝統と科学で学ぶブログ

Sun-Light Yellow Arts :あともう一つの解決方法をあなたに

超微細物質生命

ほんじつはおめでとうございます。The Kerria Sasa@Sun-Light Yellow Arts(日之色霊術)と申します。

本稿では、故師匠から教えを受けた「超微細物質生命」について紹介と考察をしていきたいと思います。

この名前だけ見ると、認知科学気功の系列の方はピンと来るかもしれませんね。苫米地英人博士がMXテレビバラいろダンディなどで一部解説をしたこともあり、またつい最近著書にも記しているものと似ていると感じることでしょう。(本稿最下部にリンクあり)

繰り返しますが今回は日之色霊術( ≒ IKTM流)の「超微細物質生命」を軸に述べていきます。

 

超微細物質生命とは

超ざっくり言うと、すべてのものを形造る元となるものです。

師の言葉を借りると、

自然界の全てに形成しあるこれ等は超微細物質生命の集合連結にて創られ、名付けて大気物資となり、海潮、土と化し草木をはじめ、あらゆる自然をむすび造形されている。

となります。

(”名付けて”もポイントですね。)

この名の通り、「超微細」と「物質」と「生命」で紐解いてみます。

超微細

現在の物質根源と考えられている素粒子や量子と同じような概念です。これ以上細かく出来ないものという意味で捉えて良いと思われます。

物質

そしてその最小のものは、物理たりえるものです。完全に概念的なものではありません。「ニュートリノの二段階以上細かなもの」という表現がされていました。すなわち科学技術が進めばいつかは人類が観測できるものと認識されます。

生命

この微細物質は「その個々に生命を宿すもの」としています。これらが集まり一般的な生命になりますが、この微細なものそれぞれが生命であるととらえます。よって無生物も生命から出来ていることになります。ここから「全てのものに生命がある」と言う日之色霊術の基本的な概念に繋がっていきます。

 

循環する

これら超微細物質生命は、天地開闢時の最初に全てのものがあったわけではなく、今もなお降り注ぎ、循環し、すべてのものを形作り続けています。すなわち従来あるものと新しいものが両方存在しています。

人体であればあらゆる生体中にかかわり、その体内に逗留し、細胞、血液等に入り込み努め果たしていきます。また生命ではない物も同じでその内に入り循環してます。

基本的には生命・物に在り、そして新たに入り、その特性を反映した「気」となって放出されていきます。もちろん超微細物質生命が結びつき新たな物質へとなっていく場合もあります。

そして生命体、無生命体が滅び崩れてもその粒子は残り、循環していきます。物質として循環もしますし、後述する霊質となり循環していく場合もあります。

 

始素と霊質

この超微細物質生命は「始素」ともいいます。また通常の物質(粒子:現代でいうところの素粒子モデルと考えて良いです)との間に「霊質」と呼ばれる中間体があるとしています。これらも微細な単位であり粒子としてとらえます。ですので、以下のような関係になります。

始素 → 粒子霊質 → 粒子物質

霊質が物質になると考えます。

この「霊質」名のように霊的な現象(?)を引き起こすものです。

 

神仙道や気の概念に似ている

このようなこの世の全てが細かなものでできているといった考え方は、個人的には高藤総一郎氏などの仙道関連の著書でも紹介されていて概念的には知っていました。単なる細かい無機的な物質ではなく、意識や生命と関わりながら存在する考え方です。高藤氏の著作ではありませんがWIKIでも以下のような記述を見ることができます。

内丹術 - Wikipedia

荘子』「知北遊篇」は「人の生は気の聚(あつ)まれるなり。聚まれば則ち生と為り、散ずれば則ち死と為る」と、気の集散による死生観を説く。内丹術の世界観は、全宇宙は「気」によって構成されており、人間もまた同様に気から成るという気一元論の立場である。気は物質を構成するとともに生命活動やこころなどの不可視の働きでもあるとする。

さらには近年の量子力学の理解の広がりとともに、物が粒子として実在するには、状態の収束が必要でありそこには何かしらの意図が関連することが必要であることや、時間は本質的にはエントロピーであり時間の流れはないかもしれないといったことが、二重スリット実験や量子消しゴム実験で証明されていることが一般的になってきました。

これらも、超微細物質生命と親和性が高い考え方になります。



微細物質と神

多分に宗教的な記述をします・・・嫌いな人は読み飛ばして下さいませ・・・。

さて、これらの微細物質生命はどこからきたのでしょうか? 一般的な科学では「そのように出来ている」と解釈するかと思います。この世はその様に出来ていると。

ですので「どこから」の概念はあまりありません。何せすでに最小単位ですので。

しかしSun-Light Yellow Arts(日之色霊術)では、超スピリチュアルな世界観を持っています。

すなわちこの粒子(微細物質)は先にも述べた「始素」であり、親二祖神から発せられたものであるとしています。(この辺は古神道古史古伝に基づく世界観・神霊観なので)

細かなことは割愛しますがまた師の言葉を借りると、

物体の元は原子、粒子、霊質で八次元、七次元、より発する根本神の意図意識より起こり、六次元にて意固まるものとなり、五次元にて命あるものと成り、一粒の元の物は生命ある一生を持つ。

となります。

ここでいう根本神が親二祖神であり、その五次元四次元での御名は「天照皇大御神」「国祖国常立大神」となります。

 

最後に

初めてこの「超微細物質生命」について聞いてからもう20年が経とうとしております。当時は神仙道(前述)の考えと同じだな・・・ぐらいに考えていたのですが、素粒子量子力学との関連、観測と収束の事実などと自分の中で集合していくにつれ、超重要な概念であることを再認識したと記憶します。

この理論を理解し実装することで、霊術を実践するときの意識が変わります。ひとまずはこのような考え方がありそれに基づいた霊術であると理解してもらえば良いかと思います。

 

thekerrias.hatenablog.com

 

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付録:生命素粒子仮説について

苫米地英人博士が提唱する「生命素粒子仮説」です。超情報場の最小単位があるとういう理論です。これらについて私から解説するのはまたの機会に譲るとしますが、「超微細物質生命」とはとりあえず別理論として見ておいてください。混乱するので。

参考までに、現在Youtubeに上がっている関連する動画と、苫米地英人博士の書籍を紹介しておきます。ご興味のある方はぜひご一読を。

 

動画

ホーキング博士は真の物理学者ではない!! Dr.苫米地 2018年4月2日 - YouTube

基礎科学としての情報〜エントロピーと生命、超次元複雑性と生成AIの未来と私達 Dr.苫米地 (2023年5月20日) - YouTube

 

書籍