施術時間の延長について
ほんじつはおめでとうございます。The Kerria Sasaと申します。
今回はヒーリングや気功における施術時間の延長について考えたいと思います。
これはヒーリングや施術を行うヒーラーの考え方が出るところです。
ヒーリングの施術の目的とは?
本当にクライアントのためになる時間とは?
色々考えさせられることが多いです。
多くのヒーラー・気功師は、時間を区切って(設定して)施術をします。
これは遠隔ヒーリングでも対面でのヒーリングでも同じです。
特にお金をいただいて施術する場合は、線引きが必要になります。
(時間無制限でヒーリングを行う人もいますが、ごくまれなようです。ただし家族に行う場合はべつですね。)
具体的な時間はその人(ヒーラー)によってまちまちですが、20分~50分といったところでしょう。あくまで基準という意味です。
対面施術の場合のこの時間の選択は、施術そのものの時間+前後の会話やお代金のやり取り+お迎えお見送りなども含めて、ちょうどよい時間となるようにする感じですかね?
遠隔ヒーリングの場合も同じですが、施術以外の時間が少なくて済むため、もっと人によってバリエーションが出ることでしょう。
この施術時間ですが、ヒーラー側の都合でオーバーする又はオーバーしたくなることがあります。
その一番の原因は、施術後のクライアントの満足度向上のためと称した、ヒーラー自身の不安の解消のためでしょう。
満足度を上げるために、施術後の効果や変化があることを気づきや安くする説明も当然していても・・・不安です。
特にヒーラーとしてデビューして、お金をいただいて施術を開始したての方はそうでしょう。
本当に効果がでるのか?不安になります。
そして、施術時間を長くしてしまうのです。
なんとか効果を出したいのです。確実にしたいのです。
もちろん追加料金は取りません。
こんな素晴らしい(!)ヒーリングを無料で延長したのだから、クライアントは満足するはず・・・でしょうか?
規定時間で効果が出ていても、より満足をしてもらうために時間を延ばした方が良いかも・・・・。
ホントですか?
もう一つの時間オーバーの原因としては、全力で施術をして結果として時間を忘れる(オーバーしてしまう)もあります。
こちらは慣れなのですが、音のならないタイマーを使用することもできます。
(キッチンタイマーは音が大きく、せっかくのリラックスを阻害する可能性があるのでお勧めしません。)
ここで考えなければいけないのは、クライアントさんの気持ちです。
施術時間を予定よりも長くなった時、どう思うでしょうか?
次に用事・予定がある人は論外ですが、時間に余裕がある人ならば・・・どうでしょう?
クライアントさんはこう思うかもしれません。
「時間が伸びるのは、ヒーラーの実力不足では?」
「もしかして実は自分で思うより状態が悪いのかも?不安だ。」
はたまた
「こんなに一生懸命やってくれてありがたい!」
「時間が伸びた!ラッキー!」
でしょうか?
もちろん答えは人それぞれです。クライアントさんの性格にもよりますし、状況にもよるでしょう。
このようにヒーラー側の不安とクライアントさん側の考えは一致しないかもしれません。
もう一つ思い出してほしいのは施術の目的です。
ゴールと言ってもよいです。
クライアントさんにも気功やヒーリング施術を受けて、どうなりたいのか? 何をしたいのか? ゴール設定があるはずです。
そして一回一回の施術のショートレンジなゴールは何なのか?を考える必要があります。
これはヒーラーが設定してもいいですし、ヒーラーとクライアントさんで決めてもよいです。
その目的やゴールに、施術時間を延長することがプラスになりますか?
施術のが目的がその場(施術中)で気持ちいいことの場合はそれもよいのかもしれません。
(イケメン、美女による施術は、まぁ確かに良いものですが・・・(;´Д`))
しかし多くの場合は、そうではないでしょう。
クライアントさんにとっての何が大切か?
考えてみてください。
絶対的な正解はありません。
私はヒーラーや気功師は決めた時間内にきっちりと結果を出す(ゴールを達成する)ことを目指すのが良いかと思います。
とはいえ、初心者や駆け出しで結果がなかなか出ないヒーラーはどうすればいいのでしょう?
私のおススメは、時間通りに終了してアフターフォローとして遠隔ヒーリングを行うことです。
対面の場合、終わったあとのクライアントの表情を見て、納得いっていないと感じる場合は特に重要です。
出来ればクライアントさんにフォローの遠隔をする旨を事前に言っておくのが良いのですが、それができないこともありますが、しょうがないでしょう。
クライアントさんには言わずにやりましょう。
また、素直に研鑽のために新しい技術を使用するので、感想を聞かせてほしいとしてもよいでしょう。まぁウソではないでしょう。
施術時間内は必死に行い、その後は遠隔施術やフォロー施術を行い、それでも効果が無い場合は・・・・実力不足です。
または施術の切り口が悪いのかです。
精進あるのみです!
ほんじつはここまでといたします。