気抜き 引っ越しによる運気低下を防ぐ
ほんじつはおめでとうございます。The Kerria Sasaと申します。
本稿では引っ越しをする際に気を付ける、”気抜き” ということについて述べたいと思います。
久しぶりの占いネタです。
占いというよりも一般の人には迷信のような扱いかもしれません。
家相の一環として考えていただければよいと思います。
けぬき
”気抜き”と書いて”けぬき”とよみます。
まぁ、”きぬき”でも構いませんが。
気抜きとは、
人が暮らしていた家にはその人の気の分身が宿っていて、その人と分身はつながっている。
その分身は、人が引っ越しなどでその家を離れた場合でも、しばらく元の家にとどまり続ける。
その家に新しい住人が引っ越してくると、その分身が壊されるために元々そこに住んでいた人の健康や運気の低下が起こる。
よって引っ越し後しばらくは元の家に入居をさせてはいけない。
その分身が霧消するに3ヶ月程度かかる(これが気抜き)ため、入居はそれ以降にすること。
とするものです。
また逆に新しく入居する人からすると、前の人の分身=気があるため、自己の運気が下がることがあると考えられます。
そのためこの場合も気抜きをする必要があるとする考え方があります。
しかし、気的な分身と実態を持つ人では実態の人のほうが強いため、新しい入居者はあまり気にする必要はないと考てよいでしょう。
(これはIKTM流の考え方。この辺は流派によっては、入居前に儀式をして前の人の気を払うことを重視するものもあります。盛り塩をすることもあれば、単に風通しを良くすればOKとするものもあります。)
気抜きは、明治・大正までは、多くの人々にとって常識であったらしいです。
そして影響力がかなりあると認識されていました。
気抜きをしない又は気抜き期間が短すぎた場合、かなり重篤な災難・事故が起こるとされています。
一般的な家相などではその家の家長や長男に災いがある場合が多いのですが、気抜きの影響は弱い人に行く傾向があります。すなわち、老人、病人、妊婦などです。
またその影響の出るタイミングは、入居から5~6か月後におこることが多く、時には直後に影響が出ることもあるのです。
対処方法
3ヵ月の時間をとるしかありません。最低でも1ヶ月です。
家賃などが余計にかかりますが、しょうがない・・・とするしかないです。
自分が入居する場合で気の技術が使える人は、前の人の気を除去をしてもよいでしょう。気にする人は。
(壊しちゃ駄目ですよ)
自分が入居側の場合、個人的には盛り塩は効果があるような気がします。
(ちなみに盛り塩の塩は天日干しの天然塩がベストです。塩の浄化ができる人は浄化もしましょう。どこかで紹介するかもしてません。)
また分身が家に宿るのは1年とされています。
短い滞在に対しては気抜きは必要ありません。
建て替え・新築の場合
主に引っ越しの時に気を付ける気抜きですが、実は他の場合もあります。
建て替えの場合は、仮住まいへの転居後すぐに家を取り壊してはいけないとされています。
理由は転居とおなじです。
3ヵ月は放置します。(その間誰かに使ってもっらったら引っ越しと同じ・・・)
ただしリフォーム程度なら気抜きの問題は発生しないようです。
そして新築。建て替えも新築である場合が多いでしょう。
新築の場合、前の住人はいないですが、気を付ける必要があります。
この場合の”気”は 建築した人や資材の”気”です。
入居した人に影響が出ます。
そしてその気抜き期間が長い!
完全に気抜きが完了するのは、木造で1年、コンクリで2年。7割程度抜けるのに木造で半年、コンクリで1年です。
(コンクリは昭和になってから追加された概念ですね)
ただ気や運気のことは関係なく、新築の家は乾燥が不十分で資材から揮発する物質や湿気のために健康によろしくないともいえます。
いずれにせよ今の日本ではなかなか難しいかもしれませんね。
色々時間がかかりすぎる・・・・
そしてもう一つ
災難、災害で家がつぶされた場合でも、気抜きの理論は同じです。
これは起こってしまうのは自分で避けられないので、自身の健康や生活をケアしていくしかありません。
ほんじつはここまで
気抜きについて解説しました。
私が引っ越しをするときは、九星による方位の確認と気抜きは欠かしません。
まぁ3ヵ月はしんどいので1ヶ月程度ですけどね。