気功の上達は階段状である
ほんじつはおめでとうございます。The Kerria Sasaと申します。
本稿では気功の上達ペースについて私の考えを述べたいと思います。
気功の練習をしていて、最近上達した感覚がないなぁという人に参考になると思います。
階段ちょっとスロープあり
気功を練習していると、気を感じ、小さな効果を実感し、できる技術が増え、効果の多様性が増す・・・といった感じで上達していくでしょう。
(もちろん他の言い回しはありますがね。)
徐々に坂道を上るように上達していく・・・といったイメージを持たれるでしょうか?
実は気功の上達は坂道状ではなくて階段状です。
もう少し細かく言うと、それぞれの段が微妙に上り坂(スロープ)になっている階段状です。
これは初心者もベテランも同じだと思っています。
初心者のうちはその階段の段が細くたくさんあるため、坂道状に上達していると感じていることでしょう。
しかし確実に段があります。
レベルがジャンプアップするタイミングがあるのです。
そのレベルのジャンプアップ=段は、気功を行っている上で習得した技術、知識によって形成されます。(もう一つありあますが、それは後述。)
もちろんそれら技術と知識が自分のものになって・・・です。
技術や知識を吸収せずに1番最初に教わった技術を愚直に繰り返すと言うやり方もありますが、それは少し非効率と言わざるを得ません。
階段の一段のなかの少しのスロープだけで上達の道程を歩んでいるからです。
ですので、気功上達、レベルアップをするためには技術の理解習得と知識の血肉化をすることが重要になります。
(理解習得と血肉化にはコツがあったりしますが)
もちろん、ワークや実際施術も必要且つ重要です。
ワークと実践はスロープを上がる行為です。着実に上達します。
そして技術と知識以上の段を形成するために必要な道程なのです。
気づきが大きな階段を作る
技術と知識以上の段を構成するものが”気づき”になります。
別の言い方をすると”腑に落ちる”や”つかむ”と言い換えてもよいです。
ワークと実践をする中で初めて”気づき”を得ることができます。
それは論理的な時もあり、感覚的な時もあります。
技術と知識をベースにしてワークと実践を続けていくとき必ず無意識が働いています。
その無意識が自身の無意識の部分と意識している部分のすべてを整理統合して、ある時”気づく”のです。
それは、”そうかわかった!!”といった感覚ですね。いろいろありますが。
突如としていくつかの気功理論がつながって理解することもあります。
いまいちうまくいかない技術が突然できるようになったりもします。
コツをつかむのに近いかもしれません。
この気功レベルのジャンプアッ=段は大きい時もあるし、小さい時もあります。
しかし、技術・知識・気づきの段では、一番大きくなる可能性があると思います。
(気づくためには、知識とワーク(技術)が必要なことからもわかるかと思います。)
ほんじつはここまで
いかがでしたでしょうか。気功上達の道程は見えたでしょうか?
もちろんこれは私が知る気功やヒーリングメソッドでの話です。
もしかしたらこれとは全く異なる理論や道程のものもあるかもしれません。
何かの参考になれば幸いです。