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川流し 思いのある物を捨てる

ほんじつはおめでとうございます。The Kerria Sasaと申します。

本稿では前回の気抜きに続く、占いというか迷信というか風習というかなことです。

 

今回は、川流しです。

 

今回はあくまでご紹介をするためのものであり、推奨するものではありません。

違法性も考えられる内容になるので、あくまでも昔はこのような風習があったとご理解ください。

 

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川流しとは

普通に捨てるには忍びないもの、思いのある物などを捨てるときのお作法となります。

一番多いのがお札やお守り、そして手紙の類でしょう。

 

お役目を終えて、元の神社に返納できない状況の時などのお作法とも言えます。

また、いわく因縁のあるもので、持っていても捨てても嫌な感じがするものなども対象です。

 

先祖代々と伝えられているよくわからないものや、宗教的なものを捨てるときに使用します。

その不要になった物との縁を切り、因縁を断ち切るためのものです。

 

お作法的には以下のようになります。

 

海に直接続く川を使います。

湖や池に流れ込む川は使いません。

そして、その川に処分したいものを川の流れに捨てます。

この時心の中で「お役目ご苦労様でした。」と唱えます。

捨ててすぐに踵を返してその場を離れます。

この時振り返ってはいけません。

うまく流れに入ったか気になるところではありますが、振り返ってはいけません。

振り返ってしますと未練があるとみなされてしまうので、その捨てた物との縁が切れません。

 

このように川に流して縁と因縁を切ることを、”川流し”と言います。

 

川流しの実際

川面に入れるために、橋の上から行うことが多いようです。

そして、自分の生活圏ではない場所を選びます。

お札や手紙のように軽いものを流す場合、手からリリースした直後ひらひらと舞ってしまう場合があります。

もしかしたら舞ってしまい川面に着水しない可能性があるかも?

などと思っても、決して振り返ってはいけません。

 

また、貴金属など流れていかないものもOKです。

川底に止まることになりますが、”流した”ことに変わりはありません。

ただし水深が浅い川を使った場合、見えてしまいます。

もし自分の生活圏の川で川流しをしてしまうと、再び目に入ってしまいます。

これは避けるべきです。

 

不法投棄

説明した内容は、あくまで昔の話です。

今、この方法を行うと不法投棄になってしまいますので、ご注意ください。

また、川流し以外に方法としては、焼却して埋める、浄めの塩を巻くなど浄化をして捨てる、などがあります。

何処かで紹介できればと思います。

 

thekerrias.hatenablog.com