ある精神科医の話
ほんじつはおめでとうございます。The Kerria Sasaと申します。
ちょっと思い出話です。
印象深い方がいました。
知り合った時はすでにご高齢でした。
今はすでに他界されております。
精神科のお医者さんでした。
少し大きな精神病病院の院長さんで、外来を専門としていました。
心の病の方を問診する際に、出来る限り患者さんに触れるそうです。
多くの医者が患者さんに触れることを嫌がるように感じますよね。
しかしその方は実際に触れた方がその人の病状が良く解ると言い、そのスタイルを貫いていました。
さて、気功やヒーリングでは注意することがあります。
以前にも少し紹介しました、“うける・かぶる”現象です。
その精神科医も患者さんに触ると自分の体調が崩れることは自覚していました。
“うける・かぶる”現象も何となく理解もしていたようでした。
(実は多くのお医者さんが、直接触れない、斜に構える、目線を合わせないのは、無意識でこの事実を感じているからと思います。私は。)
しかし患者さんのことを思うと触れずにはいられない。
しかし体調が崩れる。
しかし触りたい・・・。
そこで患者さんに触れても体調を崩さない方法を訪ね歩いたそうです。
初めは常識的(?)な方法をとったようですが、すぐに”そっち”に舵を切ります。
超能力、密教修行、中国気功など色々試したそうですが、満足いく結果が得られなかったそうです。
そんななかIKTM流(私が修行してきたヒーリングメソッド:I had received the Knowledge and Trained healing Method.)の道場に入会されたのです。
もちろん“かぶらない体“になるためでした。
結果、うけない体となりました。よかった。
・・・のですが、IKTM流のスピリチュアル修行が楽しすぎてしまったようです。
病院は息子さんに任せ、自分は嬉々としてスピリチュアル修行を心ゆくまで楽しんでいたのでした。
患者さんを思い、かぶらない体を手に入れました。
しかし、患者さんをみなくなってしまった・・・
これは結果オーライですかね?
うーん。
スピリチュアルは◯薬のようです。
やり始めたら抜けるのに苦労します。(切実)
まだスピを始めたばかりのそこのあなた!
気をつけましょう。