霊を消す・情報を消す、抹消の術考察
ほんじつはおめでとうございます。The Kerria Sasaと申します。
本稿ではIKTM流(私が修行してきたヒーリングメソッド:I had received the Knowledge and Trained healing Method.)の技術の一つを認知科学式の気功でひも解く考察をしてみたいと思います。
ちょっと試験的な内容かもしれません。
そしてあくまでも私説ですので、認知科学系の気功師やヒーラーが全員同じ考えではありません。ですので他の気功の先生に問い合わせなどはしないでくださいね。
さて、
IKTM流のその技術は”抹消の術”といいます。
簡単に言うと霊的存在を消す技術です。
なんとも中二病的な響きのあるものですが、そのようなものです。
主に人に害する霊のうち、除霊・浄霊ができない霊を処理するときに使用されます。
使用頻度は極めて低く、秘奥義的位置づけです。
一般的・伝統的除霊や浄霊と言われるものと扱いが異なるのも興味深いのです。
霊とは情報である
まずはそもそも消す対象の霊とは何か?についてです。
IKTM流では伝統的考え方に基づき、人や運命に影響を与える存在とされています。
(良くも悪くも。リンク先も参照下さい)
認知科学式気功では、霊は情報的存在ととらえることができます。
存在はするが実在しないものととらえます。
情報空間に存在するわけです。
この考え方は、認知科学式でもIKTM流の伝統的な考え方でも、どちらでも当てはめることができます。本質は同じです。
いずれにしても霊又は情報的な霊は、人の宇宙である内部表現に存在し、それゆえの機能をはたしています。
もちろんその機能は良い機能ではないかもしれないし、心を円滑にするものかもしれません。
伝統的に悪霊とされるようなものも、人に害を与える機能を有していると捉えることができます。
霊は情報であり、そして何かしらの機能を持っているのです。
さて、
霊は情報的な存在であるということは
情報を消すまたは書き換える事が出来るはずです。
情報を消して機能を果たすことをできなくすることになります。
IKTM流・抹消の術
IKTM流の抹消の術は、霊的存在を消す技術です。
いわゆる浄霊のように成仏(?)させるのではありません。
除霊のように移動させるのではありません。(この辺りは後ほど解説します。)
霊を消すのです。
この”抹消”は、本来なら存在しているものをなくすことです。
こう言うと輪廻転生を知っている人は、輪廻から外れることになるのか?と思うかもしれません。
しかしそれとは違っていて、存在がなくなると捉えています。(IKTM流は輪廻転生や前世を一部肯定しています。しかし認知科学式は伝統的な輪廻転生は認めていないはずです。)
抹消の術の問題点
先に述べたように人に害なす存在の霊であっても、何かの機能をもっています。
霊を消すと言うことは、その機能もろとも消すということです。
人の抽象度で見れば悪さをする悪霊(?)を消しているだけのようですが、
もっと抽象度の高い視点で見れば、
この世(物理空間)に対して影響があるあの世(情報場)のある機能を果たしている存在を、
(ほかの機能の一つであるしかない人が)その人の都合のみで、ある機能を消してしまうことになります。
人には害としか映っていないかもしれませんが、マクロ的にそしてロングスパンで見ると、もしかしたらそれゆえに人の科学が発展するのに必要な原動力である可能性もあります。
よって霊=情報の一つの形態としてみたときに、
果たしてそれを完全に消すことが良いことなのか?
なかなか答えが出るものではありません。
そのためIKTM流では、不用意に抹消の術を使用すると業を背負うこととなるとしていました。
スピリチュアルな技術体系なのでそのような言い方になります。
業とはその人が背負う原罪のようなもので、その業の解消を行わない限りその人の今生の人生及び来世に至るまで悪い影響があるとされるものです。
(これまた伝統的技術のよくない(?)ところですが、そうなってるので、まぁ、聞き流して下さい。業について一部記事を書いてます。結論としては”業はあるかないかなんてわからないし気にしてもしょうがないので今を生きよう”と言うことなのですが。)
IKTM流の除霊と浄霊
IKTM流の霊を扱う技術には、除霊と浄霊があります。
こちらのほうがポピュラーな(?)技術です。
簡単にIKTM流の除霊と浄霊について解説します。
いずれも人に関与する霊的存在を処理する技術です。
除霊は霊を移動させることです。人に憑いている状態を無理やり引きはがす又は殴り飛ばすイメージです。
浄霊は対象の霊を憑いている人に害を与えない状態にしてあげることです。情けをかけるイメージです。
浄霊は飴で、浄霊は鞭な感じです。
両方必要な技術をされています。
(詳細はまた別途備忘録として紹介します。)
認知科学の類似技術(解釈)
認知科学式の気功ではどうでしょうか?
霊=情報ととらえたときに、どのように処理するのでしょうか?
大きな意味では情報を消す・抜くことは技術化されています。
霊と認識される情報を消してしまえばよいことになります。
または、機能しない状態にすることとなるでしょう。
その工程では臨場感をもってその情報を認識し、処理(消す・抜く)します。
人によって多少し違ようですが、霊=情報=蟲として扱ってつぶす、壊す、捨てるなどの方法で行います。やろうとしていることは同じです。
また情報を消す・抜くということは、内部表現から消すということです。
内部表現は人の情報場でもありますから、その情報場から一部の情報=霊と認識するものを消すことになります。
霊の情報が、意識している領域にせよ無意識の領域にせよ、どこかに記憶されていことになります。
よって、消すといっても思い出せない状態にするということになります。
(人は一度記憶したものは忘れることはありません。思い出せないだけです。)
情報を機能させない状態(意識に上がらなくなる、機能が発動しなくなる)にすることとほぼ同義のはずですね。
この場合は機能してしまう状況にしないことも方法の一つです。すなわちトリガーを外すのです。
記憶(アンカー)の機能を発動させるきっかけがトリガーです。
そのトリガーをなくしてしまうのです。このとき記憶(アンカー=内部表現の霊の情報)自体は残っていることになります。
認知科学式の気功を行う方の中には、技術名が浄霊・浄霊とうものを使う方いらっしゃいます。ただその内容が上記の内容とイコールかはわかりません。私の不勉強でもありますが。
抹消の術とついでに除霊と浄霊の対比考察
ここでようやく本題です。(長かった・・・)
霊関係のIKTM流の技術と情報を扱う認知科学式気功を対比してみます。
説明が足りない項もありますが示してみます。
IKTM流技術名 | IKTM流解釈 | 認知科学式気功 |
---|---|---|
抹消の術 | 霊を消す | 情報(アンカー)を抜く 情報(蟲)をつぶす |
除霊 | 霊を強制的にどかす |
機能させない状態にする |
浄霊 | 霊を無害にする | 情報(アンカー)を書き換える |
このように、思想が全く異なる技術体系であっても、考え方ががかなり共通であることが分かります。
いずれにせよ、霊=情報存在を処理して、人への影響をなくすことを目的としたぎじゅつですね。
まとめてしまうとあまりにあっさりしていて、書いている自分もびっくりです。(笑)
本質は同じなのです。
あとは、その人にとって臨場感が高い方法で行えばよいことになります。
おまけ?
抹消の術には独特の動作があります。
振り上げておいた手腕を一気に振り下ろすのですが、突く・切るといよりも、つぶすようなイメージです。
手で押しつぶすようでもあり、上から何かを落としているようでもあります。
まさに、認知科学式の、つぶす・壊すやり方と酷似しています。
ちなみにIKTM流の除霊は、突く・殴る・切り飛ばすイメージです。
このあたりもどこかで備忘録として書いていく予定です。たぶん。
ほんじつはここまでといたします。
うーん。ちょっとやりすぎたか・・・。
すみません。師匠。