霊術と気功を伝統と科学で学ぶブログ

Sun-Light Yellow Arts :あともう一つの解決方法をあなたに

うける・かぶるとは

ほんじつはおめでとうございます。The Kerria Sと申します。

 本稿では、気功やスピリチュアルな技法を行う上で苦労することが多い、「うける」又は「かぶる」ことについて述べていきたいと思います。

 気功を行っていると、特に他人に対して行っていると、異常に疲れることがあります。

 なぜでしょうか? 過集中による頭の疲れでしょうか?

 それもありますが、そこには気功やスピリチュアルならではの原因が潜んでいます。そしてそのまま続けることは危険であるとも言えます。

 なぜ疲れるのか?

気功や目に見えない技術を駆使していると疲れることが多々あります。その原因は以下のパターンがあります。

  1. 集中で疲れる:流派によっては気功を行う上で集中力を要求するものがあります。それによって脳が疲弊することがあります。また複雑なイメージ力が必要な流派もこれにあたります。
  2.  体に力が入っている:気功の基本はリラックスですが、様々な原因により体に変な力を入れながら気功を行ってしまうことがあります。そのため体が疲れてしまうのです。また無理な態勢で長時間の気功やスピリチュアルの施術を行う場合もこれにあたります。
  3.  気を出し疲れる:自分のエネルギーを放出して、自己の気が枯渇する。元気成分が抜けれるような感じですね。自家発電(呼吸のみにより気を貯めるような)で気を出すタイプの流派はこれになりやすいです。
  4.  邪気的なものを貰ってしまう:いわゆる「うける」「かぶる」がこれにあたります。気功の対象の情報場に触れることで、そこに潜むマイナスの情報を貰ってしまうのです。これにより自分の情報(内部表現)に影響が出てしまうパターンです。

どうすればよいのか

1と2は気を付ければよいので、特に問題にしません。対処方法も明確です。訓練で集中状態を長く続けられるようにする、又は休む。リラックスの見直しと、行う上での態勢を見直すなどです。

3は問題があります。自己の流派が自家発電タイプと理解することが重要です。理解さえしていれば、節度を持って行えばよいことになります。または自己の気を補完する方法を学習すればよいのです。昔ながらの流派だけを習っている人はその方法が伝えられていないかもしれません。そしてその流派に固執する方は節度を持って行うしかないですね。

IKTM流は気を出しても疲れない技術体系でした。(IKTM流の気は出せば出すほど、対内外の気の流れが強くなり枯渇しない)また認知科学式も気を補充する技術や超情報場の活用などで気が枯渇しない方法論が提示されています。

うける・かぶる

流派を問わず一番問題になることが多いのが4です。

マイナスの情報・邪気をヒーラーがもらってしまうのです。特に直接人体に触れて施術する人がもらってしまうことが多いようです。気功技術を使った整体や手を触れ気を流すタイプの技術です。ただし遠隔専門のヒーラーも油断してはいけません。情報や気は距離の制約をうけません。(流派によりますが)

気は情報です。マイナスの情報が邪気です。その邪気を処理しきれずに、人体に付着・吸収してしまいます。そしてほとんどが意図しない状況で起こります。

その結果自分の気(内部表現=情報)が乱されることにより、疲れやひどい場合病気となって現れます。症状はどこに出るかわかりませんが、基本的には弱いところに出ます。

気を直接扱わない技術でも同様なことは起こります。私の知っている整体師さんは、施術の効果は抜群なのですが非常に疲れるため1日に数人しか施術できません。明らかにかぶっている状況です。

初心者がやること

うける・かぶるに対して、初心者は何が出来るでしょう?

まず重要なのは、うけている・かぶっていることに気が付くことです。気が付いたら正しく技術を使っているかチェックしてください。

初心者で気そのものの感受性が未熟な場合は、身体の状況をよく観察しましょう。施術後疲れる又は古傷が痛むような場合はうけているか・ぶっている可能性があります。

次にうけない・かぶらない状態になることです。前期の正しい意識状態で、正しく技術を使うことで回避できるはずです。また流派によっては(IKTM流も)初学のうちは気の出力が少ないため、邪気に対処がやりずらいものもあります。そのような場合、ある程度習熟してから他人への施術を行うようにします。

もしかぶってしまったら、自分自身をヒーリングしてください。浄化系の技術や蟲として処理しましょう。又は他の人にとってもらいましょう。

そんな技術を持っていない・知り合いにできる人がいない方でおすすめなのは、海につかる、砂風呂に入る、大きな木に吸い取ってもらうなどです。あとはゆっくり休むことです。

本稿の最後に

今回はサマリー的な内容になりました。機会があれば個別の項目を深掘りするかもしれません。

さて。うける・かぶるは初心者ではなくても発生することです。そしてそのことに気がつかずに体を壊すことが多いのも事実です。

気功を実践、学習する方は是非気をつけて楽しく行ってください!