簡単?瞑想について
ほんじつはおめでとうございます。The Kerria S と申します。
本稿では、ヒーリングのための瞑想について述べていきたいと思います。
本稿で紹介する瞑想はIKTM流で採用されている瞑想です。この瞑想の目的は、あくまでもヒーリングを行うのに必要な集中力やリラックスする得るためのものです。
本格的なヨガのように悟り(定義の解釈が多すぎでアレですが)に至ることや、昔一部の人の間で流行した超能力(これまた定義があいまいですが)を得るためのものではありません。
ヒーリングのための瞑想
IKTM流のヒーリングは集中が求められます。IKTM流に限らず多くの気を使ったヒーリングでも同じだと思います。
意識の集中の度合いでヒーリング効果に差が出ます。よって、意識の集中を訓練し高めることがヒーラーとして必要不可欠なこととなります。
そのもっとも効率的な訓練方法が瞑想になります。この瞑想は様々なヒーリングの流派で使用することが出来ます。(宗教的な内容は一切排除していますので使いやすい)
世の中には様々な瞑想があります。IKTM流で推奨される瞑想は、心を無にするのではなく絶えず何かに意識を置いて集中する物です。過度な集中ではなく「意識を置く」のがポイントです。
様々な瞑想
では瞑想について紹介します。主に技術的な内容ですね。試してただいても問題ない内容のものです。まずは瞑想のための基本的な項目を紹介します。
姿勢
基本は座って行います。あぐら、正座、椅子に腰掛けてもよいです。ただしソファーのように背中が丸くなるものは避けた方が良いです。
背筋を軽く伸ばし、自然に顎を引きます。目は軽く閉じます。
背筋を軽く伸ばす以外の身体中の力を抜きます。体のどこかに力が入ると雑念が沸くことが多いようです。
手は自然に腿の上などにおきます。よくあるヨガのポーズのようにてのひらをうえにむけ親指と人差し指で輪っかを作るった状態で腿の上に手をおいても良いです。坐禅のように丹田の前で手を組んでも良いです。
呼吸
特に指定がない限り自然な呼吸です。無理に腹式呼吸をする必要はありません。呼吸は鼻から吸って鼻から出します。
意識
基本は額のアジナチャクラに意識を置きます。この時強く集中するあまり、目をぎゅっと閉じたり体に力が入ったりしないようにして下さい。
意識の集中がうまくいくと、集中している額の皮膚の部分がムズムズしたりします。いずれにせよ、意識を無にしてはいけません。
額から意識が外れやすい人は、親指・人差し指・中指を束ねた先端をギュッと額に押しつけて(少し痕が付くぐらい)その感覚を頼りに意識の集中を行います。
時間
瞑想時間は最初は5分から10分です。
瞑想をしていて「うまく行っている感覚」が出てきたら時間を伸ばして構いませんが、あまり長い時間行いません。この「うまく行っている感覚」はここでは説明しませんが、その時が来ればわかります。(なにを言っているかわからない人はまだその時ではないということ・・・)
行う時間帯についてですが、朝起きた時や夜寝る前が一般的です。しかし他の時間に自由に行って構いません。ただし真夜中は避けた方がよいようです。
環境
明るすぎない静かな場所がベストですが、慣れればどこでもできます。またあまり他人との距離が近いことは避けた方がよいようです。もちろん暑すぎる、寒すぎる環境も避けたほうが良いです。
自然瞑想
具体的な瞑想方法(種類)について述べていきます。前述した基本の瞑想の状態で行っていきます。
まずはもっとも基本の瞑想です。上記の基本の状態をキープして額の一点に集中する瞑想です。この状態で自然の美しい音がする場所で瞑想を行うのです。
波の音、川のせせらぎ、鳥のさえずり、虫の声などです。お気に入りの場所を見つけて下さい。都会に住んでいる方は自然音のCD等で代用して下さい。ですが、やはり実際の自然の環境で行う事がベストです。
また、瞑想は慣れてくると周りが少々うるさくても出来るようにはなります。
メトロノーム瞑想
瞑想の基本の状態で機械式のメトロノームの音に集中します。ベルは鳴らしません。テンポは60ぐらいですが好みで良いです。
意識が集中すると、その音が大きく聞こえたり分解されて聞こえたりします。私はこのメトロノーム瞑想が好きです。
呼吸瞑想
瞑想の基本の状態で意識を自分の息に向ける方法です。
吐く息のみに集中します。そしてなるべく細く長く息を吐きます。そこに意識を向けるのです。
うまくいくと呼吸の回数が減っていき、深い瞑想(深いトランス・変性意識)に入っていきます。
無理は禁物です。酸欠で頭がくらくらしてしまうようではいけません。
もう少し高度なやり方もあるのですが、今回はここまでの紹介といたします。
ちょっと雑談 瞑想ピクニック?
在りし日のIKTM流の師匠に連れられて、野外に瞑想を行いに行ったことがあります。
場所は某県、某岬の近くの海辺です。瞑想に良い場所と悪い場所があるらしく、どこの海岸でも良いわけではないようです。
師匠のことだからきっと穴場的なところなんだろうな・・・と期待していったのですが、まさかの海水浴場の近く。( ゚Д゚)
人が通ります。( ゚Д゚)
そして世間ではヨガ系某宗教の話題が冷めていない頃でした。( ゚Д゚)
師匠はその場所で瞑想をすると言いました。
弟子:どうしてもこの場所じゃなきゃダメですか?
師匠:ここでなければダメでです。
弟子:人が通ってちょっと恥ずかしいです。
師匠:気になるようじゃダメだ。さあ、瞑想を始めよう。
ということで瞑想が始まりました。案の定人が通ります。
目を閉じていたので、その通行人がどのよう表情でこちらを見ていたかはわかりません。しかし声は聞こえてしまいます。
通行人1:なにあれ?例の宗教?
通行人2:シ!聞こえたらどうするの!?
そして
私の心の声:師匠。ダメだ私は集中できない。帰りたい。。。
こうして瞑想ピクニックは続けられていったのでした・・・。( ;∀;)
本稿の最後に
瞑想はなれればどこでもできるようになります。そして短時間でも効果があります。
もし集中が続かない、雑念がわいてしますようであれば体に力が入っていないかチェックしてみて下さい。
気功やヒーリングの練習する時間がない人にも、短時間の瞑想はおすすめです。