霊が見えると人が集まるWhy?
ほんじつはおめでとうございます。The Kerria Sasaと申します。
今回も思い出話です。すみません。
そして認知科学式気功はちょっと横(最後)に置いておきます。
IKTM流(私が修行してきたヒーリングメソッド:I had received the Knowledge and Trained healing Method.)を修行していたころの昔話です。
でもスピの危険性がよくわかる逸話です。
IKTM流はスピな技術も多いのです。
一般には除霊とか浄霊とか言われるものがあります。
当然のように、スピリチュアルな技術は霊や神様の話は避けて通れません。
IKTM流は古神道+古史古伝の世界観なので、日本風の名前の神様が多いです。
そして霊主体従の考え方があり、霊(スピリット)はあって当たり前の世界。
(大本とは無関係です。念の為。)
そんな霊や神が頻繁に会話の中に登場する業界にいると、いろんな人がいることに気が付きます。
なかでも多いのが”見える・聞こえる“と主張する人です。
もちろん霊や神様が“見える・聞こえる”です。
スピリチュアルが好きな人は霊の話が大好きです。
しかし大多数の人は“見えない・聞こえない”のです。
ですので”見える・聞こえる“人がいると、その人の話す内容に惹かれてしまいます。
自分が疑問に思っていることや知りたいことを聞きたいのです。
曰く”あなたによくない霊が憑いているから不幸なのです“、
曰く”死んだお婆さんが貴方を心配してます“などなど。
占い師に見てもらうことに似ているように感じます。
(霊感占いを行う人とほぼイコールですね。異論はあるでしょうけど)
IKTM流では除霊や浄霊のようなスピリチュアルな修行をしているわけですから、“見える・聞こえる”自体には問題はありません。
(本当に正しく見えているのであれば、ですが。この“正しく”の定義が非常にむづかしいのです。)
IKTM流の師匠や先達たちはこういった直接的な言い方(何々が見える!的な)はほとんどしません。
しかしながら、兄弟弟子の中にはこのような言動を始める人が出てきます。
不思議なことに一定の期間毎に出てきます。
そのような人にの周りには人が集まります。
皆自分に関連する霊や神の話をしてほしいのです。
みんな自分や身内の不幸の原因(と思われる)を知りたいのです。
そして徒党を組み勢力を拡大し、弟子たちのコミュニテイで発言権を強め牛耳り始めます。
ぷち教祖様のような感じですね。
まぁここまでは別に問題ありません。
最初は霊の話をするだけなのですが、その内何処ぞの神とやらの話を始めます。
次にその神の声が聞こえると言い始めます。
次に独自の簡略化したスピリチュアルな技術又は儀式(本人は神から聞いたと主張する浄霊や浄霊や幸運を呼び込む方法)をやり始めます。
そしてお金を取り始めます。
その除霊浄霊もどきの効果が出ている間はまだ良いのですが、その内効果がなくなります。
(最初は効果があります。理由は色々ありますが。)
丁寧に師匠の教え通りに除霊浄霊を行なっているときは効果があるのですが、独自に行うと何故か途中からダメになって行きました。
(なぜかは実は明白で、技術を丁寧にやらなくなるのです。お金儲け受け優先で。)
効果がないのですから、そのうちお金のトラブルを起こし始めます。
それまでぷち教祖様に集まっていた人が、一人二人と離れていきます。
人が少なくなるので、一人一人から巻き上げるお金の額が増えます。
そして最後は誰もいなくなっていくのです。
スピリチュアルな修行をしている方、気を付けましょう。
認知科学式技術でも、見える・聞こえるは否定していません。
しかし特別視もしません。
見える内容はその人の知識や重要と思う事柄で変わることを、そのからくりも含めて理解・定義しているためです。
脳と心の処理(内部表現)で説明がつくため、特別になりようがないのです。
ほんじつはここまでとします。