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丹田に封入せよ!

ほんじつはおめでとうございます。The Kerria S と申します。

今回は初心者の方が、やりこむべき気功のワークを紹介いたします。

認知科学式気功の超基本技術である、”封入”のワークになります。

やりこみましょう!!

※封入について全くわからない方は、弊弊ブログの下記リンクを参照願います。

thekerrias.hatenablog.com

 

封入の練習にBEST

封入は、気の玉又は特定の情報が入った気の玉を、対象に押し込むことにより、押し込まれたものの機能の強化を習うもの、又は押し込んだ情報を付加することでその押し込み先の機能に付加機能を持たせるものになります。すみません。また難しい言い回しをしてしまいました。

簡単に言うと、”情報を転写して、望みの機能を持たせる”ことになります。

今回のワークの押し込み先は丹田になります。丹田は人体にある気的な中枢になります。人体解剖図にはありません。情報的な身体機関になります。”丹田に封入”は、初心者におすすめの気功の練習方法です。

丹田とは超簡単に言うと

一般的な場所としては、上丹田=額の奥・大脳前頭前野松果体(その他脳幹含む)、中丹田=胸の中心壇中・心臓や胸腺、下丹田=下腹(へその下)と言われています。(この辺は流派や指導者によって微妙に違います。実際に物理的な器官があるわけではないので、あまり細かく考えないでよいかと思います。)

これら丹田は、上丹田=頭の良さ・ひらめき、中丹田=愛・情、下丹田=体力・胆力を司っていると言われています。チャクラとも連動しますが、今回は割愛します。

ですので、封入先に丹田をチョイスすることは、気のボールを作るリアリティ、封入するときの感覚と手触り、押し入れられる感覚と丹田の効果を得ることができます。大事な項目を練習できる一挙三徳の方法です。

丹田への封入

三つの丹田は好きなところを行えばよいです。しかし順番をつけるなら、下からがセオリーになっています。一番トラブルが出にくいと言われています。

ご自分の足りない部分を認識している方は、その丹田から始めても問題ありません。下からやならきゃダメだ!と思うと、やる気がなくなる方もいますので。 

封入の方法はおさらいすると、①気の玉を作る。②押し込む。 と非常に単純です。しかしここで注意しなければいけないのは、①気の玉は、本当に物理的にボールを持っていると感じるぐらいリアリティがあったほうがよい。②押し込むときに物理的なボールを無理やり入れるような、感覚がほしい。押し込む側の手には、本当に入るのか不安になるくらいの抵抗が欲しいです。③そして入れられる丹田側にも、”おいおい本当に入れる気かよ苦しいよ”ぐらいの感覚があるとベストです。

この感覚は、一回一回丁寧に、リアリティを感じつつ行っていくうちに体感を得ていきます。最初は非常に感覚が薄いです。しかし繰り返すうちにだんだんと感覚が強くなっていくはずです。

丹田の練習(気の玉を作って封入)の回数は特に決まっていません。出来るだけ多く・・・です。自分のライフスタイルに合わせて行ってください。ちなみに私は時間を決めて行っています。

例えば今から10分と決めて、スマホのタイマーをかけてひたすら行う方法です。

隙間時間を利用する場合は、一つの丹田で2分とすれば6分となりますね。これであればどこでも、会社だったらトイレの中でもOKですね。

ちょっと補足

その1

認知科学式のレクチャーを何度か受けたり、いろいろなご同業の方のブログを読んだりしている方は、伝授が必要では?と思う方もいらっしゃるかもしれません。

もちろん伝授はあったほうがよいですが、なければできないというわけではありません。丹田へ封入はそれだけで様々な訓練・効能を包含していますので、伝授の有無にかかわらずやって損はないものです!

その2

この丹田へ封入のコツは、奥へ奥へと押し込むとことです。

丹田であれば後頭部まで。中丹田であれば背中の胸椎7番ぐらいまで。下丹田であれば仙骨まで。

これは一部の中国気功や太極拳などで採用されている、丹田呼吸をする際に奥に奥にと意念する方法に似ています。私の知っている太極拳の流派では奥に奥に意識することで、体の外(背中より後ろという意味)に意識を置くように指導していました。

このように丹田は”奥に奥に”を忘れずに行って下さい。皮膚の表面に丹田はありません。

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以前訪れた玉置神社です!