はじめての気功 封入と実感
ほんじつはおめでとうございます。The Kerria Sと申します。
本稿は、認知科学式技術群(気功)をはじめて学習する方に向けたものの続きになります。
今回解説する技術は”封入”です。前回の浄化が”引き算”だとすると、この封入は足し算です。対象は広く、様々な事柄に応用が利く素晴らしい技術です。
封入
封入とは、
対象の”内部表現”に”情報”を転写・付加すること
です。そしてその方法は
気の玉に”情報”を乗せて、対象に”押し込む”こと
となります。
気の玉を押し込むことで”情報”が対象に転写されると考えて下さい。
これは、対象の内部表現が書き変わることを示しています。
非常にシンプルですが、いろいろできる技術です。
あらゆる概念が封入できます。(次項で説明します)
対象は、物理なものでも、情報のみの相手でもよいです。(だって地続きでしょ?)
人体(自分、他人)、アバター(気の玉)、アバターの一部、物、データなど、存在するもの・ことに封入できます。ただし、実在しないもの(存在はする)への封入は難易度が高いようです。
では実際のやり方です。
練習として下丹田(おへそのチョット下あたり)への封入で説明します。
・まず気の玉を作ります。
・そして押し込みたい臨場感を想起しながら玉に込めます。
ここでは練習として、熱感を想起してみましょう。体感があるくらいリアルに想起しましょう。本当に熱い玉を持っている感じです。またはその臨場感を手の中の気に集めていく感じです。
・その気の玉を対象(今回は人体・下丹田)に押し込みます。
この時物理的に押し込む臨場感があります。抵抗があります。押している感があります。
そして押し込まれている感があります。多少苦しく感じるぐらいです。そして熱い何かがムリムリと入ってくる感じがあるかもしれません。
・そして最後まで押し切って、気の玉をすべて入れ込みます。
気の玉を押し込む手つきは特に決まっていないですが、実際に力を込めて入れるような形にして、臨場感をだすとよいことが多いようです。
基本的には両手が良いかと思います。
何を封入するのか
前記のように様々な対象に封入できます。
封入する気の玉は”情報”です。そして押し込むことが出来る”情報”は様々です。
例えば以下のように考えることが出来ます。
- 単なる”気”として:シンプルにエネルギーを注入するイメージ。
- 感情を乗せて:嬉しい、楽しい、気持ちいい、清々しい、誇らしいといったポジティブな感情を乗せて。負の感情は
- 言葉を乗せて:言葉が持つ意味がその情報になります。その言葉についての深い知識と臨場感を持っている必要があります。気功技術として封入することもあります。
- 知識を乗せて:意識できる記憶そのものが写るわけではないですが、非言語のコツが入ります。
- 想定効果を乗せて:病気への施術では、例えば”ステロイド”の効果など自分がよくわかっている効果などです。
上記の中には初心者向けから上級者までありますが、ほんの一例です。
情報を乗せる方法は、臨場感を生成して、それを込めるわけですが、最初はこの感覚は難しいようです。そして様々な込める方法が存在します(色々考えてやってみて下さい。)。
簡単な気の玉へ各種情報を乗せる方法の一つに、その気の玉にその情報を表す言葉を書き込む方法があります。気の玉の表面に指で文字を書くのです。
これにより、何を込めるのかが明確になり、書き込む臨場感も生成される方法です。
もう一つ汎用的な封入の使い方として、遠隔気功の時に使用する方法があります。
持ってきた施術する人の気の玉=アバターを、人体模型に封入します。するとその人体模型がアバターとなります。そしてそのアバターたる人体模型に対して浄化の技術を使うことにより、高い臨場感を持つことが出来ます。封入する相手は人体模型、骨格模型、部分骨格模型、人体図など、浄化の臨場感をがあがるものであればなんでもかまいません。
封入の技術でも重要なことは、フィードバックをとることです。封入の前後での変化をかならず確認して下さい。
当然最初はその変化は微細なものかもしれません。繰り返しますがその微細な変化を感じ取るためには体を緩める・リラックスすることが必要です。
諦めずに続けてみてください。
今日はここまで
封入の技術について解説してみました。やはり臨場感が大事です。
色々なものに、封入を試してみてください。
次回は基本技法の三つ目、”結界”について解説していきます。
はじめての気功 ある意味奥義な呼び出し
ほんじつはおめでとうございます。The Kerria Sと申します。
本稿は、認知科学式技術群(気功)をはじめて学習する方に向けたものの続きになります。
今回は遠隔治療についてです。世間一般的には摩訶不思議なこの遠隔治療ですが、認知科学式気功では当たり前のように行われています。(最近は一昔前に比べて多くの流派で遠隔治療をしてはいますが)
治療と書きましたが、治療だけが目的ではありません。施術全般が遠隔でできると言いうことです。
遠隔 呼び出し
遠隔の治療(施術)にはどのようなイメージをお持ちでしょうか?相手が目の前にいなくても施術できる気功です。
古くからの気功マニアの方であれば、気を送る様子を思い浮かべるかもしれません。空中に向かって相手に気を送るイメージですね。
しかし今回の方法はある意味逆です。相手をもってきて、そこに気を送るなり施術をするなりする方法です。
相手とは前回の投稿でも出てきているアバターです。アバター=気の玉を持ってくる(呼び出す)のです。
いったん目の前に持ってきてしまえば、自分の気の玉に施術をするのと同じです。
では相手(アバター)を持ってくるにはどうすればよいのか?
一番簡単な方法は、紙に呼び出す人の名前を書いてその上にアバターが出ると想起する方法です。
しかし技術があればより簡単に呼び出すことが出来ます。それは”棚と作業台”という技術です。
実際に呼び出す手順は以下のようになります。棚と作業台の概念と合わせて説明していきます。
- 誰を・何を呼びだすのか?持ってくるのか決定します。
- ”棚と作業台”を想起します。マントラとして唱えてもよいです。そして自分の目の高さより上に棚があると思います。作業台は自分の前に無限の広さを持つ台(机)があると思います。この時の相手は何らかの”縁起”でつながっている必要があります。名前を知るということが一番わかりやすいです。もちろん違う”縁起”でもよいです。その相手の情報があればあるほどよいです。
- 棚の扉を開け、手を入れて、相手を掴みます。実際に体を動かします。棚を開いてつかむ動作をします。そして実際につかんだ臨場感があるはずです。手触りがあるはずです。もしなかったら、掴みなおして下さい。このとき相手が人であれば名前を呼びながら行うとよいです。
- つかんだ気の玉(相手・アバター)をゆっくり作業台の上におきます。置いた瞬間、”置いた感”があります。コトリと音がするかもしれません。
棚からアバターを持ってくる臨場感が出ない人は、実際に家の棚から中にあるものを取り出す動作をしてみてください。その際の手の伸ばし方、持ってくるときの体の動きをよく覚えておき、情報的な棚からアバターを持ってくる練習をしてみてください。
全て臨場感をもって行います。臨場感が情報場へのアクセスのカギになります。
補足
棚は情報場への入り口と理解するとよいでしょう。実際に棚が見える人もいます。見える人には”千と千尋の神隠しの窯爺の後ろの棚”という人もいます。無限に広がる棚です。そしてそれは人によって見え方・感じ方が異なります。本棚の人もいます。勝手に決まっている人もいるし、設定している人もいます。
作業台はその台の上に気の玉を置くことが出来ます。これまで手に持っていた気の玉を仮想的に置くことが出来ます。複数の気の他を置いたり、置いた気の玉に対して浄化をするのに使えます。気の玉を空中に浮かばせておくのは疲れます。気の玉に対して臨場感があるがゆえに、”落ちる”ことが予測されるため、それに逆らって位置をキープする意識が必要になるためです。しかしこの作業台で解決できます。
遠隔治療の実際
本稿とこれまでの投稿の説明で技術的な内容は網羅しています。本項では実際に遠隔施術(人を治療する)を行う場合の手順をまとめてみます。
- リラックス、気の玉づくりなど準備運動
- 対象、何をしたいのか?明確にする。
- 棚と作業台を意識する。またはマントラする。
- 相手を棚から持ってくる。作業台に置く。
- なでて気を送る。 相手に気を送っていることになります。
- 体の一部を想起する 実際に人体模型や絵を使ってもよい
- そこを浄化する。 ポイ捨て注意。
- 棚に返す。 呼び出した気の玉は人です。礼儀です。
時間は自由です。最初は短く、徐々に長くしてみてください。
超重要なのが、必ずフィードバックをとってください。変化があったか?何か感じたか?などです。これを行わないと上達はしません。
また施術をする方もされる方も眠くなることがあります。トランス状態になることで眠気を感じる人が多いです。ですので車の運転中は禁忌になります。
今日はここまで
病気に対して施術をする場合、ヒーリーに依頼された部位・症状・病名に対しての施術のみを行ってください。知識が重要と書きましたが、その知識がゆえにヒーラーがヒーリーに”診断もどき”をしてしまう場合があります。
日本では、病気の診断は医師のみに許されています。ヒーラー自身が医師の場合は問題ありませんが、そうでない場合は慎重に対応して下さい。
トラブル回避のためには必須です。
次回は、基本技法のひとつ”封入”について解説します。
はじめての気功 浄化でスッキリ
ほんじつはおめでとうございます。The Kerria Sと申します。
本稿は、認知科学式技術群(気功)をはじめて学習する方に向けたものの続きになります。
本稿では基本技術の一つ”浄化”について説明します。病気の施術に気功を使いたい方には必須の技術です。
浄化
この技術は、取り去りたい情報を取るための技術です。
くどいようですが”気”は情報です。ここでもう一度念押しです。
さてこの技術は非常に汎用性の高い技術です。ですので様々な場面で使用できます。また教える講師によって微妙に組み立て方が異なることもあるようです。今から説明する内容はあくまでも私の教え方です。
対面(ヒーラーとヒーリーが直接会って)で使用する場合がまずはわかりやすいでしょう。
例えば対象が病気なら、罹患している場所、症状が出ている場所など。心が絡んだ場合は頭などになります。
そして相手は人に限りません。動物・植物・無生物にも適用できます。全ては情報の写像(超情報場仮説)だからです。情報を取り去る技術だからです。
具体的なやり方です。様々な方法がありますが、私がおすすめしているのは以下の通りです。病気への施術を想定しています。
この時、実際に触った感覚があり、押し出すときに抵抗を感じながら行う必要があります。
初めは気の手触りがあっても、押し出す感覚がないかもしれません。”スカッ”となってしまう。
そこで、気の玉を感じた時のように臨場感を積極的に生成します。実際に重いものを押し出すときの臨場感をもって、感じた気を押し出すのです。
上記の方法は、対面とはいえ積極的に体にさわっていません。もちろん触ってもかまいません。
しかし触れてしまうと物理的感触が支配的になってしまい、気を押し出す臨場感が下がることが多いようです。
しかしどちらも、情報を抜き取るのことには変わりありません。
そしてもう一つ重要なのが、抜き取るものの知識です。
病気施術の場合は、その病気について詳しく知っていれば知っているほど、何を抜くのか?そしてその臨場感を知識を基に構築できるのです。
補足
抜いた情報・気は、適当にポイ よりも 情報空間の棚(後述)にしまったり、実際の水に流すなどした方がよいです。
特に病気施術をした場合、抜いた気は良い情報ではないので。
私は情報空間から持ってきたゴミ箱に抜き取った気を入れて、それを棚に返すようなことをしています。あくまでも例なので、自分の性に合った方法を見つけてください。
アバターの浄化
前項では対面の場合(対象物が物理的)の説明でした。基本的には相手(ヒーリーなど)の対象部位近辺で手を動かします。
この方法は施術対象に対する臨場感を得やすいため、特に初心者の方にお勧めの方法です。
次に本項では、もう一歩本格的な気功に突入します。気の玉への施術です。
”浄化”の技術は、気の玉(アバター)への施術が可能です。
復習ですが、自分が作った気の玉は、本人でありアバター(分身)です。本人ということは、そこに対して施術が出来るはずです。
またその気の玉にヒーリングをする場合、自分で作ったものなら自己ヒーリング、他人に由来する気の玉なら他者へのヒーリングになります。
では具体的な練習方法です。自分の気の玉に対して施術してみましょう。これは自分に施術しているのと同じ子ことです。
- 気の玉を作ります。
- そして施術する対象部位を想起します
- 気の玉の形は自由に変えられます。意識次第、知識次第です。例えば、人型(実物大、一部、小さく)、臓器、体の機能などです。
- その対象(の情報)に対して前項のように、手のひらで押し出していきます。
対象部位の想起がやりづらい・臨場感がないときは、人体の模型・絵・写真を補助に使うとよいです。
いかがでしょう?対象を触った感はあるでしょうか?そして何より自分が変化した(施術を受けた、ヒーリングされた)体感がありませんか? この体感は初めは非常に微細です。変化を感じ取るためにはリラックス・体を緩める必要があります。
何度も繰り返し、体感のフィーダバックをとってください。練習としては、前屈、腕の挙動、首の回旋具合など目に見えるものを対象に施術して、施術前後で変化があるか見ることをお勧めします。
当然ですが最初からすべてはうまくいきません。楽しみながら色々ためしてみましょう。
施術練習が終わったら、気の玉を自分の丹田に押し込んでください。(これは”封入”です。詳細はいずれ説明します。)
気の玉への施術は、すでに対象部位から離れた所で手を動かしてます。これは距離は短いですが、遠隔気功と呼べることに気づくかもしれません。
今日はここまで
次回は本格的な遠隔気功のやり方について解説します。
一気に本格的な気功施術の世界に突入します。
はじめての気功 神秘の気の玉
ほんじつはおめでとうございます。The Kerria Sと申します。
本稿は、認知科学式技術群(気功)をはじめて学習する方に向けたものの続きになります。いよいよ気功の導入訓練になります。
リラックスする
気功の基本の”き”であります。気功を行う場合はいつ何時でも心と体をリラックスさせて緩めてください。まずは意図的に緩めていきましょう。
- 体を緩めれば、心も緩みます。体の血流が上がります。
- 感受性が上がります。すなわち気を感じやすくなります。
- 頭がクリアになります。リラックスは”ぼー”とすることとは異なります。
リラックスる方法はなんでも構いません。自分に合った方法が一番です。
ここでは簡単な”5TIMES”というテクニックを消化しします。瞑想の導入でよく使われる手法です。
やりかたとしては以下の通り。
- ゆっくり息を吐き(口からでも鼻からでもOK)
- その息に合わせて、意識を上(頭)から下(足先)におろす
- これは順番に体の部位に意識を向けて緩めていくのですが、途中で止めないこと
- これを5回くりかえす
吸う息には特別意識を向けません。特に指定はありません。(当然力んじゃダメです)
1回の5TIMESでリラックス感が足りない場合は、何度も繰り返してみてください。
途中眠くなる場合があります。過呼吸による場合はは無理のない呼吸に切り替えてください。、寝不足で眠くなる場合は十分に休息をとってから行ってください。
ここでのポイントは、リラックスした状態を”記憶”しておくことです。
個のリラックスをした状態の、心の状態、体各所の緩み、環境を記憶しておき、いつでも想起できるようになりましょう。
そうすればいつでも短期間でリラックス状態になることができるようになります。
手を重ねる
次にいよいよ手を使ったワークに入ります。
自分の両手を手のひらを合わせて重ねます。
もみ手のように重ねるとよいでしょう。力を抜いて、しかしぴったりとつけます。
指先は相手側の皮膚から離れていませんか? 力は抜けてますか? 関節はいまどうなってますか? 皮膚感覚はどこも均等ですか? 突っ張るところはある? 産毛は感じますか? 合わせた手の平はしっとりしてるところはある? それともカサカサ?
などなど、細かく見ていき感じていってください。人生でここまできっちりと手を感じたことがないというくらい感じてください。
手の組み方を変えたり、合掌に変えたり、指を組んでみたりして、その手に感じることを、ひたすら細かく感じてください。
視覚が邪魔なら目を閉じてください。ただしギュッと閉じるはNG。リラックス。
この、一見手を重ねているだけの動作ですが、実はこれだけで気功であると言えます。
このワークの目的の一つは、手の感覚を鋭くすること。すなわち解像度をあげることです。
そしてもう一つの最大の目的は、”意識にあげる”ことです。これまで認知していなかったことを、意識することです。これまでリアル(現実)ではない手の感覚に意識を向けているのです。これは変性意識への入口です。
リラックスして、変性意識となり、感覚を研ぎ澄ませているのです。
本当にこのワークがうまくいくと、さらに肩などが緩んでいきます。ヒーリング効果があるわけです。
息を吹きかける
さて、今感じる手と変性意識となっている状態です。ここから情報=気を感じに行きます。
気を感じるために最初は物理感覚を利用します。情報を共感覚(気感)へ移行するための準備です。
以下のように行います。
- 手をお椀型にして、手のひらに息を”はー”と吹きかけます。
- 寒いときに手に息を吹きかけて温める動作に似ています。
- 息は軽くです。強く吹きかけるません。熱を感じるぐらいでOKです。
- 手に吹きかかった息の、暖かさ、風の当たり具合を、集中して感じ取る。
- その感覚を意識にあげてください。
リラックスです。しかめっ面はNGですよ。
手にかかる息の温度なりをしっかり感じください。
気の玉を作る
前段では物理(熱など)を解像度高く感じてもらいました。
次のワークです。息を吹きかけるから連続して行います。
手に吹きかけて、物理的な熱を感じている状態で
その手に残る感覚を、玉状にまとめるような感じの動作を行います。
熱自体は当然雲散霧消します。でもそれはいったん置いといて!
手の感覚を、意識的にキープすることが重要です。
物理の感覚を感じ続けるように意識し続けます。
このとき、”玉”をありありと意識します。臨場感をもって。
手に玉を持った状態で、ゆっくり両手でその玉を、なでる、こねる、圧をかけるなどしてみましょう。
なにか”ある”ような臨場感・リアルがないか?感じ取って下さい。
それは、ふわふわ、ぴりぴり、じんじん、など人によって異なります。
この状態で、あなた今まさに気を感じています。
その感覚は極めて微細です。手のひら全体に感じないかもしれません。一部に周りと異なる感覚があるのなら、その感覚を育て広げることができないか?トライしてみましょう。
どうでしょうか? もし何も感じられないなら、手を重ねる又はリラックスからやり直してみてください。
何度やってもダメなら、時間を新ためてトライしてください。また本当のボールを相手に練習してボールを持つ臨場感を覚えてから、気の玉を作ってみてください。
解説
熱などの物理的感覚から、気の感覚に移行しています。これは何が起こっているのでしょうか?
気功的な解釈としては、臨場感が作り出した情報を、手のひらの感覚器官が感じているように、脳が再マッピングした結果と見ます。入力(意識)に対して異なる感覚を得る事は共感覚です。
よって、気の玉を作るということは、臨場感、共感覚(気感)、変性意識状態、リラックスなど気功に必要な要素がほぼそろっていることになります。
気の玉で遊んでみよう
もし複数人で気の玉を作るワークをしているのでしたら、以下のことをしてみて下さい。
- 触りあってみる。
→自分とはちがう感覚があるかも?
- 玉を相手に渡してみる
→渡されたかんがある?
- うれしい記憶を思い出しながら作った気の玉を渡す
→感覚が違うかも?
- 相手の球をゆっくりとなでてみる
→相手の体にに反応がある?
これはすでにヒーリングを行っていることと同義です。
一人で行ている人は
- 自分の中に押し込んでみる
→押し込む感、押し込まれる感を意識して。
実際に無理やり入ってきて苦しいと感じるくらいに。
- 色んな手触りを再現してみる
→まずは適当なもの触ってその感覚を覚えてから。
ぬいぐるみやおもちゃでもなんでもOK。
そして、気の玉は指定しなけれは自分自身の写像だということです。いわゆるアバター(分身)として機能するのです。
今日はここまで
一気に気を感じるところまで解説してみました。
いかがでしたでしょうか? 気を感じることができたでしょうか?
人によって、上達具合は様々です。感じることができなかった方は、気長にトライをしてみてください。
感じることができない一番の原因は、リラックス=体が緩んでいない ことが多いようです。気分を変えて、楽しみながら気の玉ワークをしてください。
気の玉を作ることができた方々。とりえずよかった!
あなたたちは今、膨大な認知科学式気功技術群の入り口に立っているのです!
はじめての気功 気功って出来るの?
ほんじつはおめでとうございます。The Kerria Sと申します。
本稿は、認知科学式技術群(気功)をはじめて学習する方に向けたものの続きになります。理論編は本稿がとりあえず最後になります。
なぜ他人の書き換えができるの?
気功をやるうえで、その人なりにやりたいこと、達成したいことがあります。自分の病気治療の補助に使いたい人、他人の病に施術したい人、自己のパフォーマンスアップなど様々です。
内部表現の書き換えの定義とこれまでに説明から、様々なことができることはすでに理解できるかと思います。
そして本題。
自分で自分を書き換えるのは、なんとなくわかるけど・・・・
他人の内部表現を書き換えることが出来るのだろうか?
そう思う方が多いと思います。
この質問の全貌に対する完璧で理論的な答えは今の私にはありません。正直、だれにもわからないかも・・・。
しかし起きている現象は以下のようになります。(かなりかいつまんでます)
変性意識状態(現状以外に臨場感を持った状態)のヒーラー(気功をするひと)は、ヒーリー(気功をされる人)を変性意識状態にできます。
サイバーホメオスタシスの一つともいえます。同調作用ですね。
(またこれはサイバーかつ情報場であることから、距離の制約を受けません。)
そしてお互いに変性意識状態になると、ヒーラーがヒーリーの情報を臨場感を持って書き換えることが可能となります。
(逆もあることは覚えておきましょう)
この時の臨場感は体感があるものです。体感とは触覚であったり視覚であったりするものです。触覚などの感覚があるから臨場感があるとも言えます。
ヒーラーは、ヒーリーに対する体感を得ながら(いわゆる気を感じるとか見えるとか・・・)、ヒーリーの情報場(内部表現)に影響を与えて(書き換えて)いくのです。
(実はこのあたりの理論がよくわからなくても効果が出てしまうことも多いのも事実なのですが、元も子もないので今は言及しません。)
臨場感に対して体感があるということは、共感覚であると言えます。
臨場感、共感覚、変性意識。これらを訓練することで気功が上達するのです。
補足
変性意識状態とは:トランス状態とも言います。今現在感じている現世界以外のところ(世界・情報場)に臨場感がある状態のことを言います。瞑想のトランス状態もそうですが、もっと身近には、「昨日の晩御飯は何食べたっけな?」「あのこは今何しているのかな?」「明日の仕事について考え中」なども変性意識状態です。またホメオスタシスでも紹介した、映画を見て涙するように仮想現実に没入する状態も変性意識状態です。
共感覚とは:五感(視覚、触覚、味覚、聴覚、嗅覚)+言語・数学を、それぞれ別の感覚としてとらえる感覚のことを言います。例えば声を聴いているのに色が見えるなどです。生得的なもので幼少期までは持ち合わせているが成長と共になくなることが多いようです。ここでは気功的に解釈をして、入力される情報をその情報とは違う形態の感覚機関へ再マッピングすること、となります。
気功って私にもできるの?
気功は誰でもできます。基本的には訓練が必要ですができます。
理論を理解し、正しい訓練方法を行えばできます。ただし非常に時間がかかります。伝統的な方法で訓練すると、後に説明する気の玉を作る事さえ年単位でかかることもあるそうです。
人生は短いです。修業・練習期間を短縮し、本来気功が出来るようになるための時間を、気功を活用する時間にあてることが建設的です。
そのための”伝授システム”です。
さらに、科学的知識と生理学的知識なのです。
先に述べたように伝授がなくても気功はできるます。が、伝授で”システムⅠ”の一部を書き換えて、”気功が出来る人”となればよいのです。時間をかけて気功が出来るようになっても、伝授でできるようになっても結果は同じです。
伝授はソフトをインストールするイメージでOKなのですが、使いこなすには訓練と知識が必要です。
伝授による気功をうまく活用するポイントは、とにかく書き換わっている(伝授を受けて気功が出来るようになっている)以上余計なことは考えないこと。
即ち、直感的な思考に任せて行えば出来るのです。
システムⅡで考えないようにします。
ホントに出来るの?とか考えないで、愚直にやるのです。
理論は一回頭に入れたら、ぽいと忘れてやるのです。
理論編はここまで
ようやくはじめて認知科学式気功を行う人に向けた、気功の基礎理論の解説を終えることができました。
実はまだまだ書きたいことはありますが、それは折に触れて紹介することとします。
次回からは実践編になります。
はじめての気功 内部表現
ほんじつはおめでとうございます。The Kerria Sと申します。
本稿は、認知科学式技術群(気功)をはじめて学習する方に向けたものの続きになります。もう少し知識的なところを書いていきます。
内部表現とは
超重要概念です。
誤解を恐れずにズバッと言うと・・・・
人の内部表現とはその人の全てです。その人が認識する世界の全てです。その人の性格、思考、感情、行動原理その他もろもろです。その人が認識するものをどのようにとらえ・考える・理解し・行動するのか?です。そしてそれは無意識のものも含みます。
その結果の人間関係、職場の役職、住んでいる場所など、物理的な結果があるわけです。
もう少し解説します。
人は、内部表現によって、現状の形になっています。
内部表現とは”脳と心”です。これは抽象度の違いです。脳という物体と心という機能の違いとも言えます。
内部表現とは”処理関数”であるともいえます。そしてこの処理関数は人によって異なります。
内部表現とは”ビリーフシステム”です。これは”心のとらえ方”です。多くは無意識であり、判断・行動につながる心の癖とも言えます。
内部表現とは”その人の世界を作っているすべて”です。外部は考えません。外部があったとしてもその人が感知しなければ関係ありません。感知するならば、その情報に対して処理関数が働きます。これはすなわち内部表現ですね。
もう少し続けます。
人には、自動的で処理が速い「システムⅠ」と、意識的で処理の遅い「システムⅡ」の2つのモードで処理するという理論(行動経済学者Daniel Kerneman「ファスト&スロー」2011年出版など)があります。これを理解しておくと、後々気功の考え方がわかりやすくなりますので紹介しておきます。
システムⅠ:これはすなわち、ビリーフシステムであり内部表現でもあります。
直感、無意識などです。脳と心の処理においてこれが優先されます。
無意識な処理の例として、自転車にのることがあります。一度乗れるようになったら、いちいち細かく考えながら自転車の運転はしません。このシステムⅠで処理しています。
しかしこのシステムⅠは必ずしも正しいい(好ましい)結果を出すわけではあります。ただの直感だけではダメです。訓練と知識の裏付けがない直感は認知のエラーを引き起こします。
システムⅡ:計算など努力が必要な処理です。ここで重要なのはシステムⅡも練習すればシステムⅠになれることです。あるいみ鍛えられると言えます。
書き換えるとは
さて、基本的な用語や作用を解説してまいりました。眠くなってしまったかも・・・。
ここからは、気功の気功たる説明に突入します。いよいよです。
内部表現そのものがその人の世界を作っています。
その人の世界とは、物理を含む情報場でもあります。
そしてその中身の処理が変えること・変わること
それが内部表現の書き換えです。
・ビリーフシステム すなわち システムⅠ の書き換え
= 直感を書き換える。
・ホメオスタシスのフィードバックをずらす
= 目標を変える、リアル(無意識)を変える
色々な考え方はありますが、
”情報場を移動させる”がすべてを包括します。
すなわち・・・(いまいちど)
内部表現を書き換える
= 情報場を書き換える・移動させる
→ 情報場=物理を書き換える
です!
今日はここまで
次回は”他人を書き換える”の解説になります。
認知科学式技術の肝は、”知識”にあります。実際に理論が腑に落ちた人が後の感覚を伴った訓練でも伸びが良いのです。
もうしばらくお付き合いください。
はじめての気功 ホメオスタシス
ほんじつはおめでとうございます。The Kerria Sと申します。
本稿は、認知科学式技術群(気功)をはじめて学習する方に向けたものの続きになります。前稿を読んでからご覧ください。
では、いきましょう。
サイバーホメオスタシス
超情報場仮説はインターネットで調べても、個人の考えをまとめた情報は入手できますが、本当に深いところは公開されていません。提唱者の苫米地英人氏の私塾でのみ教えているためです。あとは氏の著書で少し触れている程度です。
しかし、サイバーホメオスタシスはインターネットで見つけることが出来ます。
苫米地英人氏(1996)『サイバー空間での近未来型エンターテインメント : サイバーホメオスタシス仮説の視点から』
超情報仮説の記述こそないものの、苫米地氏の基本的な理論が読み取れます。ぜひ読んでいただきたいと思います。
さて、以下から私の気功を理解するための説明になります。
ホメオスタシスとは、平常値に戻ろうとすることです。
生体恒常性と訳されます。
変化に対してフィードバックをかけてリアル(現状・目標でもある)に戻ろうとすることです。フィードバックとは変化を検知しその内容から対象をコントロールすることです。
このホメオスタシスは無意識が支配的です。(例外はありますが)
例えば、人間の体温がそれにあたります。
暑いと汗をかき冷却して体温の上昇を防ぎ一定の体温になるように働きます。
逆に寒いときは震える事で筋肉を収縮させ熱を産生して一定の対応になるように働きます。
これが一般的なホメオスタシスの考え方です。ざっくり。
これが、サイバー = 仮想空間 = 情報空間 まで広がっていると考えるのがサイバーホメオスタシスです。
ここでいう情報空間とは、先の情報場と同じ意味でとらえてください。
まずは心が外部から情報で動かされることを考えてみて下さい。
例えば映画や小説を見て涙を流す場合です。
映画は極論すると光の点滅にすぎません、小説は紙の上にインクが乗っているだけです。(身もふたもない 。( ゚Д゚))
これは外部からの情報で、生体が変化したことを示しています。
映画の場合は画像がメインでしょうか。
セリフが無くてもその情景に涙が出ることもあるはずです。
現実の美しく雄大な風景だけでく、SF映画の想像の画像でも感動して涙が流れることもあるでしょう。
もう一つ例として、一緒に暮らしている女性の生理周期があっていくことがありませんか?
ほかにも一緒に暮らすと同調していくことがありませんか?これはお互いに何かの情報をキャッチして変化が発生していることといえます。
これは外部の情報に対してホメオスタシスのフィードバックがかかり、生体の変化が起きたことを示しています。
これが”サイバーホメオスタシス”です。
すなわち、ホメオスタシスは情報空間までひろがっている!
これがポイントです。
ここでもう一つ思い出してほしいのが、”外部からの情報”は”情報”でした。
そして”情報”は”気”も含んでいるのです。
今回はここまで
次回は”内部表現”と”書き換える”の部分の解説になります。
認知科学式技術の肝は、”知識”にあります。実際に理論が腑に落ちた人が後の感覚を伴った訓練でも伸びが良いのです。
ですので、もうしばらくお付き合いください。
はじめての気功 気功とは?
ほんじつはおめでとうございます。The Kerria Sasaと申します。
本稿では、認知科学式技術群(気功)をはじめて学習する方に向けて書いていきます。今回に続き何回か行っていく予定です。
私の文章(過去の投稿)は小難しくわかりずらいものが多いのですが、さすがに予備知識がない人には厳しい内容だと”私も”思います。すみません。
そこでしばらくの間、はじめての人でも理解できることを目標に書いていきます。というかこの内容で初めての人へレクシャーしたこともあります。また一度書いた内容のリビルドになる部分も多々ありますが、その辺はご容赦願います。
これまで”気功”という表現も使ってはいましたが、”ヒーリング”といった表現をなるべく多く使っておりました。この”はじめて”の投稿は”気功”という表現を多く使っていきます。気功のほうがヒーリングよりも多くの使用用途があると考えているからです。
気功とは?
まずは座学的なところです。
気功とは、”共感覚による内部表現の書き換え” です。
意味がよくわからなくても、とりあえず覚えてしまいましょう。よくわからない言葉が並んでいるかもしれませんが、丸のみしてください。一つ一つのワードは追って解説します。
そして、曖昧な気の概念についてです。人によって流派によってさまざまな考え方があり、何が正解か悩んでしまう人も多いのですが・・・・
”気”は ”情報” と思ってしまいましょう。
これもまずは丸のみです。
もう少しかみ砕いた表現にしてみます。
気功をやる目的が、病気治療が目的の場合、気功とは、
気を操作して人の内部表現に影響を与えて心と体を変えていく
ということになります。
気功とは、気=情報操作のことであり、操作するにはそれ(対象)を認識する必要があります。
よって、対象を意識にあげる(認識する、気づく)ことからはじまります。
そしてこの概念は奥義でもあります。
超情報場仮説
気功の理論です。この”超情報場仮説”は気功理論の肝になります。実際は気功以外のものすごく広大な領域をカバーする内容です。
まずは丸呑みする内容は・・・・
①情報空間という広い空間が宇宙そのものであり、そして物理宇宙よりもそれは広い系である。
むずかしい。(;´Д`)
②その情報空間が物理を包摂しており、情報空間の写像(影)が物理であるということ。
やっぱりむずかしい。(;´Д`)
即ち、情報を書き換えれば物理にも影響を与える。ということ。
とりあえずこれだけ覚えればOKです。
考え方の流れは
情報の書き換え
→ 情報空間の移動
→ 物理場の移動
= 物理の書き換え
となります。
情報場とは仮説ではありますが、物理の上位に情報があり、情報が先、現実の物理が後と考えると色々腑に落ちます。
少々乱暴ですが、病気の場所を切除しても戻ることの説明になります。
もちろん生理学的に様々な要因があり戻るのですが、なぜ戻るのか?
その病気になるような情報場があり、その写像として物理的な病気が体現されてしまうと考える事が出来ます。
ですので、病気を治したい場合のアプローチの仕方は2種類です。
何度も再現されてしまう物理部分を繰り返し施術し、情報場が書き換わるのを待つか、病気を映し出してしまう情報場の方を変えるか、です。
情報場と物理現象は表裏一体です。情報が上位ですが物理的制約も受けることは覚えておくべきです。
今回はここまで
理論や用語の解説はもう少し続きます。すみません。
次回は”サイバーホメオスタシス”の解説になります。
認知科学式技術の肝は、”知識”にあります。実際に理論が腑に落ちた人が後の感覚を伴った訓練でも伸びが良いのです。
ですので、もうしばらくお付き合いください。
ヒーリングを信じていなくても効果はあるのか
ほんじつはおめでとうございます。The Kerria Sと申します。
本稿ではヒーリングにおいていつも疑問に思われることについて考察を進めていきたいと思います。ヒーリングは信じていなくても効果があるか?についてです。
これは永遠のテーマです。”気”等の目に見えないものを使ったヒーリングを信じているかいないかで、ヒーリングの効果が変わるのか? そしてヒーリーがヒーリングされていることを知らなくても効果があるのか?
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