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神代文字について

ほんじつはおめでとうございます。The Kerria Sasaと申しましす。

本稿では、神代文字について述べていきます。

 

前回の「お守りについて」でも少し触れましたが、もうすこし深堀して述べていきたいともいます。

かなり私見が入りますので、先に述べておきます。

 

thekerrias.hatenablog.com

 

なお、本稿では多くの書籍やNET情報から言葉や図表を参照させていただいております。

 

神代文字とは

神代文字とは一般的に(?)には、日本に漢字が伝わる以前に存在した文字の総称とされています。またその文字には様々な種類があるとされています。

神代文字 - Wikipedia

現代でも古くからある神社などに神紋や文献、碑としてのこっています。最近流行りの御朱印にも記されていますね。

 

例えば

神社をたくさんめぐるひと、山田ごう様より

jinjamegurijapan.jp

 

伊勢出版様より

https://ise-books.jp/gosyuin-hirata/(【東京御朱印、ここがすごい!】平田神社(代々木)の神代文字御朱印 | 伊勢出版]

 

基本的に日本語の「かな」の一文字に同じ「音」の文字が対応する構成のものです。ほとんどがそのようになっています。

 

このような神代文字を知らしめたものとして、古史古伝Wikiより:古代史の主要な史料(日本の場合なら『古事記』や『日本書紀』など)とは著しく異なる内容歴史を伝える文献を一括して指す名称。)があります。神代文字で書かれたされる代表的なものとしては、

 

上記(ウエツフミ、豊国文字)

上記 - Wikipedia

 

 秀真伝(ホツマツタエ、秀真文字

ヲシテ - Wikipedia

 

 三笠記(ミカサフミ秀真文字

ミカサフミ - Wikipedia

 

カタカムナ文書(上津(カミツ)文字)

カタカムナ文献 - Wikipedia

秀真文字はヲシテと呼ばれることも多い。個人的趣向からここでは秀真文字としています。

などがあります。(異論は認めます。)

 

また、その他様々な古史古伝神代文字は登場します。その他の代表的なものは、九鬼文書竹内文書、宮下文書、物部文書、東日流外三郡誌でしょうか。

古史古伝 - Wikipedia

 

その他様々な神代文字が存在します。下記を参照ください。

神代文字の一覧 - Wikipedia

 

また、ペトログラフ(グリフ)として日本各地に存在すると主張する方も多いです。

ペトログリフ - Wikipedia

 

現在では神代文字を優しく解説して、誰でも使えるように解説(?)した書籍も出てきており、ひたしんでいる人も多いことでしょう。

(様々な本の著者が、様々な立場で書かれているので、その違いも面白いです!)

 

秘匿性を機能として使用する場合

お守りについて述べたときに、秘匿性を上げるために神代文字を使用するとしました。

 

本稿でこれまで解説したように、多くの神代文字がすでに白日の元に曝されています。ということは秘密にしたくて神代文字で書いているのに、その意味がなくなってしまうのでは?と思うかもしれません。

 

しかし、神代文字を知り、かつ参考書もなしに読める人はかなり稀です。先に紹介した御朱印に何が書いてあるか調べる人は少ないでしょう。

 

よって、お守りに神代文字を使用することは、十分秘匿性を担保していると言えます。

 

文字自体にパワー(笑)があるとする説

このパワー(笑)とは何かは置いておいて・・・・。

 

私が初めてこの説を唱えている人を知ったのは、先に記したペトログラフの紹介をしたTV取材放映を見た時です。学術っポイ解説やそのペドログラフのあらましを説明した後、取材に同行していた「気功マニア」の人たちが、その岩に掘られた文字群に手を触れ(当時はOKだった。今きっとダメでしょうね。)て、「感じる!」「熱を感じる!」などと言っているのを見た時でした。

 

この場合の解釈として、文字自体にパワー(笑)がある場合と、書かれている岩のその部分にパワー(笑)がある場合がありますが・・・。

 

この考え方は、神社の御朱印にも言えます。御朱印神代文字自体にパワー(笑)があると考える場合と、その書かれた紙にパワー(笑)が込められている場合、そしてその両方もあるでしょう。

 

神代文字自体にパワーがあるとする方達によっては、その神代文字が書かれた文字を体にかざすと身体の不調が改善すると行った方たちもいます。また写経のように書き写すワークをすることで、幸運を得ようとする方たちもいます。

 

このように神代文字自体に「見えない何か」あると考え、解釈し、行動に移す方たちも多いのです。

 

神代文字は偽物説

次は神代文字を真面目に(?)文字と捉えた場合について紹介します。いわゆる神代文字は偽物ではないか?についてですね。

 

さて、

神代文字が漢字伝来以前の文字とされていることは、少なくとも日本に漢字が伝来したとされる4世紀後半の弥生・古墳時代よりも前に作られていることになります。(漢字は実際にはもう少し早く中国からの伝来品などにその記載はあったようですが、一般的に・・・・です。さらに漢字をしっかりと使えるようになったのは、仏教伝来の頃という説もありますね。)

 

ここで問題は昔の日本語は現在の音数よりも多くの音があるとされていることです。

ペトログリフ - Wikipedia

 

少なくともここに示すような、現在の日本語の仮名に相当しない発音があることがわかります。

 

しかしそれに対応する神代文字はありません。少なくとも現在開示されているものには無いようです(私調べ)。これが偽物であるとされる根拠の一つです。

(また最近でも「ゑ」や「ゐ」は使われなくなっていますね。)

 

その論を紹介している書籍があるので紹介しておきます。

文字が音を表すものである以上、古代において区別されていた音韻、つまり意味の違いを反映する音が体系的に書き分けられていなければなりません。〔中略〕奈良時代以前には、イロハ四七音以外に、少なくとも二〇音が音節として区別されていました。しかし、主張されている神代文字は、一〇世紀中葉以降の,イロハ四七(または「ン」を加えて四八)音、もしくは五十音図による五〇音を書き分けるという域を出ていません。つまり、奈良時代以前の言語上の特徴が、それらにはまったく見られないのです。

沖森 卓也 『はじめて読む日本語の歴史』 ベレ出版,2010年

 

本当に神代文字は偽物、すなわち古代の日本固有の文字では無いのでしょうか?

中には神代文字はを偽物と断定することはできないとする主張もあります。(アカデミア的には主流ではないため多数派ではありませんが。。。)

しかし明確の証拠はなかなか示すことができていないのでは無いでしょうか?

 

以下の書籍は神代文字は存在してほしいとする立場(たぶん)の著者ではありますが、歴史的な神代文字の真偽の主張を分析しています。

謎の神代文字_消された超古代の日本/佐治芳彦/徳間書店

神代文字だけでなく竹内文書に関しても!この著者は古史古伝の書籍を多く出してます。ちなみに私が所有しているのは文庫化の前、1979年発刊のものでした。。。。

 

ブログ主はどう考えるのか?

ここでは私(本ブログ主)の考え方を紹介します。もちろんこれが絶対正解というつもりはなく、こういう流派もあるのだな、ぐらいにとっていただければと。

 

私(ブログ主)は神代文字肯定派であります。しかもかなりスピリチュアル寄りです(笑)

 

神代文字の真偽に関しては、神代文字がはるか昔から使われていたとするので真偽が問われてしまうと考えています。(もちろん実際に昔の誰かが創作した物もあるのでしょう。遊びだったり、簡易的な暗号の目的として。忍者が神代文字を使うのはこのためかも?)

 

遥か昔から変わらず「ある」のではなく、都度都度修正されて出現してきているのです。(私見であることは再度)

 

KTM流(私が修行してきたヒーリングメソッド:I had received the Knowledge and Trained healing Method.)の解釈(≒私の解釈)では、神代文字は必要なときに必要な人に降ろされるものであり、年代が違えばその内容も少しづつ違っていくものであると考えています。

 

神代文字は人間が書き記した物です。ただし人間が考えた訳ではなく、少なくともインスピレーションは受け取って記載していたのです。それを昔は「神がかり」の状態と認識したはずです。

 

(ここで少し情報場的な解釈を試してみますと、神がかり=深いトランス状態にて、神や神代文字を使用してきた文化宗教的情報場に触れ、その時代時代の知識でその情報場の情報を書き記していった・・・と。)

 

実際に私が故師匠から受け取った神代文字は、書籍で紹介されている各種神代文字と微妙に異なります。この受け取った文字は新たに「降ろした」ものであるとされていました。

 

また、神代文字のパワー(笑)問題ですが、神代文字の「音」の言霊があり、その言霊情報を込めた神代文字には、周りに影響を与える機能が封入されていると解釈しています。

 

さらに神代文字自体は秘すべきものであると考えます。

それは神代文字を受け取りそして秘匿することが受け取り側の義務であり、神的な何かとの約束であります。この条件をつけることで重要度が増し、その機能の関数が強固になっていくのです。

 

今日はここまで

うーーーん。このように書き連ねてみると、私の神代文字の解釈はスピリチュアル的であると認識はしていましたが・・・・・、そんなものではなく・・・・この業界の極北ですねぇ・・・・。

 

 

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