オリジナル気功技術について
ほんじつはおめでとうございます。The Kerria Sasaと申します。
今回はオリジナル気功技術について述べてみたいと思います。
技術を作る際の概要の紹介ですね。
まだまだ研究中ではありますが、現状の解釈を示してみたいと思います。
認知科学式の気功を軸にしています。
気功は技術である
気功は技術であると言えます。
様々な流派や考え方はありますが、ある一定のお作法(身体動作や意念操作)を行うことにで、様々な効果を狙うものです。
気功的生き方・・・のような意見を述べる方も多くいますが、結局は気功のお作法により何かのリターンを狙っています。
それらお作法をすることで一定の効果を狙うものの一つのパッケージが、気功技術と言えるわけです。
ですので気功は技術で成り立っています。
(まぁ異論はあるでよう。いろんな流派がありますので。)
同じ流派内でも、同じ効果を狙って様々なお作法があったり、その逆に同じ動作をしながら意念(心の中の操作)が異なるだけで効果が異なったりするパターンもあります。(この辺は伝統技術では得てして秘伝だったりすることが多いのも面白い)
気功の技術化とは
気功の概念ははるか昔からあるわけですが、今風の(?)気功技術はいつ出来たのでしょうか?
(気功という言葉は近代になってから創作されたもののようです。念の為。)
一定の効果を狙った気功技術はどのように作るのでしょうか?
しかし多くの気功師は詳細を述べることはしないです。(中にはオープンの方もいますよ)
昔からある技術の名前を変えただけのものから、完全オリジナルなものもあります。
またいくつかの気功技術を組み合わせて、ある効果を狙った一つのパッケージにする場合もあります。
いずれにしても先ほども述べたように、お作法と効果をパッケージにすることが、気功技術の作成であるわけです。
気功技術のコアを作る
お作法(やり方)と効果だけ決めても気功技術にはなりません。単なる妄想です(厳しいねぇ)。
効果があるまたは結果が出る技術となるためのコアがあります。カラクリが必ずあります。
気功技術のコアの大事なところは、そのカラクリを明確化することです。
気功とは様々な定義はありますが、認知科学式では”共感覚による内部表現の書き換え”とされています。または”情報場の移動”とも言えます。
基本的には見えないものを操作して、見える結果を出すものです。
それは、病気の場合もあるし、能力の開花であったりするわけです。(気功は結果が認識できないものは中途半端です。気持ちいいだけではもったいないですね。)
その効果を出すための理論があります。
作る人によっては、非常に明確に論理的である場合もありますし、感覚が主体の人もいます。
しかし共通していることは、作り手が臨場感を持っているということです。
それはその人の経験から来るものであったり、何か確信があるものであったりします。
その理論は論理式にまで昇華され抽象度が上がった状態にするのがベストですが、そこまで行かなくても技術化はできます。(まぁいろいろですが)
オリジナル技術を組み立てる
お作法、コア、効果で成り立つ気功技術ですが、もう少し補足します。
まずは発動のためのトリガーの設定です。これはすなわち前記までのお作法にあたります。
認知科学式の気功に慣れ親しんだ人は、ある体の部位を触るとか気の玉に文字を書くとか技術名を唱えるなどすること、といえばわかるかと思います。
伝統的な技術であれば、伝統技術なりのお作法があります。よくあるのが手印や呪文、一定の体の形などがそれにあたるでしょう。
IKTM流(私がかつて修行してきたヒーリングメソッド:I had received the Knowledge and Trained healing Method.)も伝統的お作法のトリガーが多く、印や隠語(心の中で唱える言霊)が色々と設定されています。
次が技術のアンカー設定です。アンカーは記憶としての技術コアの論理と効果の臨場感の部分です。
極々簡単に書くと、”こうすると、こうなるのが当たり前の臨場感”となるかと思います。
これはこれまで学んできた気功やヒーリングの技術、自分の体験を通した成功法則のようなものを整理統合して設定するのです。
そして”名付け”です。
技術に名前を付けることで、パッケージとして明確にします。
また、多くの技術を作ったときの整理整頓には必須です。
愛着や思い入れ、裏に意味を持った名前など自由につけてOKです。
気に入らなかったら変えても構わないでしょう。
ただしやりすぎで自分自身で混乱するようでは困りますが。
最後にその臨場感を得やすくするためのお作法や儀式設定です。
例えば、魔術が好きな人であれば、部屋を魔術的な(?)飾り付けにして暗くすることなどもそれにあたります。
そこまで行かなくても、瞑想や立禅を行ってから、柏手を打ってから、関係者で車座になるとか、一定の御作法があることにより、その後のコアの部分の臨場感が上がる導入をします。
あまり良い言い方ではないかもですが、演出するわけです。
これらは無くても構いませんが、最初はあったほうが良いと思います。
今日はここまで
気功技術について簡単に述べてみました。
今回の投稿だけでは全くの気功素人の方がオリジナルの気功技術を作ることは難しいかと思います。
気功の気功技術の面白さが伝われば幸いです。