実際に会った祟られ人
ほんじつはおめでとうございます。The Kerria Sasaと申します。
ちょっと思い出したので、書いてみます。
前回の続きですね。
そして当然個人の見解であることをご承知おきください。
祟りは人から発したマイナスの思いから始まります。
しかしそうではないこともあるでしょう。
最初から祟る相手が決まっていない場合もあります。
よく聞くのが、地域コミニュティや宗教に伝わる禁を破ったり、家系に祟りがあったりします。
ごく個人的な見解になりますが、そのようなものの起点は宗教やコミニュティの集合的意識から発しているのではないかと考えています。
(上記あくまで個人の見解です。異論もあることでしょう。)
で、思い出したことです。
IKTM流(私が修行してきたヒーリングメソッド:I had received the Knowledge and Trained healing Method.)の師匠が救えなかった祟られ人がいました。
ある日、とある父母娘さんがいらっしゃいました。
娘さんを救ってほしいと師匠を尋ね道場にやってきたのです。
人づてで辿り着いたようでした。
中学生の娘さんは芸能人もビックリの美形の方でした。
しかし目の焦点があっていません。
夢遊病のようにふらふらと歩き回ります。
アイドルのような女の子が、夢遊病のようにヒーリング道場の真ん中をふらふらと歩いています。
ヒーリング道場自体が非日常感がありますが、さらに異様な雰囲気です。
我々も声をかけて良いやら・・・・と黙ってみていました。
そして師匠の前に父親と母親が座り話が始まります。
娘さんのこれまでの症状を説明しました。
もちろんお医者さんにもかかっていますが、どこに行っても診断はつかない。原因は不明とのこと。
そして、師匠が一言。
「お母様は原因をわかってますよね?」
母親は何も言わず俯きます。父親は愕然としています。
母親が神社の家系の方でした。
そしていわゆる”見える聞こえる”人でした。
父親は最初は信じていなかったのですが、一緒に暮らすうちに色々と見えるようになってしまったとのこと。
その母親の家系は祟られた家系で、ある代のその家系の娘に祟りがきます。
そしてその娘はいずれ亡くなってしまうとのこと。
道場に来た娘さんも見える聞こえる人のようです。
師匠曰く、ここまで生きてこれたのが不思議なくらいとのことでした。
師匠の元にはこのような呪いや祟りの相談はたまにありました。
そしてその依頼は受けるのが普通でした。
しかしその時の答えは、”根本の除去はできない。対処療法的なことを続けるしかない。”でした。
そのご夫婦にとってその答えは望むものではなかったようです。
丁寧にごあいさつをなされて帰られました。
その後その娘がどうなったかはわかりません。
今回は取り止めもない思い出話でした。