結界を便利に使いましょう(気功)
ほんじつはおめでとうございます。The Kerria Sasaと申します。
本稿では前回に引き続き、もう少し結界について述べていきます。
認知科学式な結界についてです。
(IKTM流のはまた別途紹介する機会があれば。)
結界に機能を持たせることで、継続的な働きかけが出来るようになります。
非常に便利です。
是非、使ってみてください。
ついてまわる
前回からの繰り返しになりますが、結界の特徴として”張られた人や物についてまわる”といったものがあります。
ガードするための結界を張った・張られた対象は、その結界(の気の玉)が存在する限りガードをされ続けることになります。
そしてその対象が移動すると、一緒についてきます。
例えば人に張ったときのことを考えてみましょう。
ある場所で、ある人に結界を張ったとします。
その場所からその人が離れた時、その結界(気の玉)はその人の周りにあり続けます。
結界の気の玉がその場に置き去りになるのではありません。
そして、結界(気の玉)の囲み方もキープされます。
その人にとっての前方左右と後方左右に気の玉があります。
もう一つ重要なのは、気の玉がその対象の近くにあり続けることです。
人に張ったら、その気の玉がその人のそばにあり続けるということです。
この気の玉(結界)がガード以外の良い作用を持つものであれば、それをずっとそばに置き続けることによるメリットがあるのです。
機能をもたせる
前述したように、結界のついてまわる特性を利用することを考えます。
気の玉にガード機能以外の機能を持たせることができるのです。
そうすれば、その機能を持った気の玉をいつも持って歩いているのと同じになるわけです。
認知科学式気功を習っている人は、その気功技術を気の玉にもたせることが出来ます。
気功を独学で行っている方の場合は、気の玉に感情や記憶を込めることにより、機能を持たせることになります。
当然ポジティブな感情や心の在り方の状態を入れていきます。
具体的な方法としては、何種類かありまが、今回は誰にでもできる方法を紹介します。
結界の基になる気の玉を作る時に、気功技術を持っている人はそれを発火させながら作ることで、その気の玉は発火させた機能を持ったものになります。
気功技術がない方で感情を乗せる場合は、気の玉を作りながらその感情を再現させます。
過去のシチュエーションで嬉しい・楽し・気持ちいい・清々しい・誇らしいなどのポジティブな感情を得たものを思い起こすのがよいでしょう。
思い起こしながら、気の玉を作り、そこに込めるような感じです。
ポジティブな感情なので、思い起こしながら気の玉を作っているときには心と体が緩んでいるはずです。
そうして作成した気の玉を使って結界をはります。
また四つの気の玉は同じものが好ましいです。
本当は封入の気功技術使うと、簡単にかつ組み合わせによる様々な機能を持った気の玉が作れたりするのですが、それはまた今度。
せっかく作ったこの機能付き気の玉ですが、ポンコツでは意味がありません。
作成した気の玉を、机などにおいて少し体を離してください。
そして、その気の玉に触れてみてください。
体や感情に変化が出ればOKです。
ただしとても微細な反応のはずです。(特に初めは)
微細でも長時間そばにあれば、その影響は大きいものになっていくはずです。
これは、この機能付き結界の狙いでもあります。
使い方は無限大
気功技術を機能として持たせることが出来る方は、この結界の使い道は説明の必要がないのかもしれません。
”浄化”の技術の気の玉をはれば、その対象が絶えず浄化をされている状態になります。
ヒーリングを行う人の場合、施術中・施術後に活用できるでしょう。
美肌系の技術で自分に張れば、美肌の施術を長時間しているのと同じです。
”腸腰筋”や”センター”といった身体系のものを使ってもよいですね。
そして気功技術を持っていない方の場合、気の玉に感情を込めると記しました。
例えば、嬉しい感情の気の玉で結界をつくれば、ガード機能と合わさっていつもハッピーな気持ちでいることができます。
気持ちいい感情(と記憶)で気の玉を作った場合、リラックスに効果があることでしょう。
自分に自信がないような人は、誇らしく思ったことを思ってつくりましょう。
過去のどんなに小さなことでも構いません。
その気の玉で結界を作り、絶えず自分に働きかけましょう。
過去に人から言われてうれしかったことを思い出して、気の玉にするのもおすすめです。
色々やってみましょう。
結界技術のダークサイド
良い機能を持ったもの、ポジティブな感情の気の玉で作った気の玉であればよいです。
しかしそうではないことも可能です。
詳しくは書きませんが、少し考えればわかることです。
ついて回る特性をつかって他人に結界を張ることで、ネガティブな状況を作れてしまいます。
これはもはや”呪い”です。
”人を呪わば穴二つ”
からならず自分に返ってきます。
相手が気づこうが気づかまいが関係ありません。
そしてこれは知らず知らずのうちにやってしまうこともあります。
気の玉を作る時は、なるべく純粋な心でつくりましょう。
ポジティブな気の玉を作り、すこしでも好転したら、その状態でまた作り直して結界にしましょう。
少々脅すようなことを書いてしまいましたが、知っておいてもらいたいことなのです。
技術はその人の心がけで金にもなるし鉛にもなります。
それを理解することで、より技術(この場合結界ですね)をうまく使うことがでできるようになるでしょう。
是非、活用して下さい。