大きくしてみる・小さくしてみる
ほんじつはおめでとうございます。The Kerria Sと申します。
以前、気功のワークにおける気の玉をソフトボールやハンドボールぐらいの大きさがオススメと書きました。
これは絶対にこの大きさでなくてはいけないわけではありません。初心者の方で迷っている方が多いようでしたので、あくまでも一つのおすすめとして書いてみました。
今回は、逆に気の玉の大きさを極端に振った場合のことを考えてみたいと思います。
オススメの気の玉の大きさをわざと変えて是非ワークしてみて下さい。
超大きくしてみる
大きな気の玉を作ってみましょう。
まずは以前紹介した大きさの気の玉を作りましょう。
手を重ねて手のひらの感覚を研ぎ澄ませて、息を吹きかけてきっかけを作り、息を纏めるイメージで気の玉を作ります。丁寧に作りましょう。
本当のボールを持っているような臨場感で作ると、手の中に本当に気のボールがある感覚が出てくることでしょう。(もしできない方は過去の投稿などをみてレッツトライ!)
さて、そのできたソフトボールぐらいの気の玉の表面をよく意識して、そのボールを両手の中でなですべられてください。
そして以下の動作をしてみて下さい。(文章で書くのはちょっとチャレンジャブルですが)
左手を下に、向かい合わせる形で右手を上にしてボールを掴む形で向かい合わせて、そのボールの上下を入れ替えるように、手の位置を反転させます。その時気の玉の表面を感じ続けてボール状であることを意識し続けます。次に左右の手を元に戻すように動かします。この時も気の玉を感じ続け、表面をすべらせるのがコツです。
手の中の気の玉の感覚がハッキリと認識できたら、次にその気の玉を徐々に大きくしてみましょう。前記の動作をしながら大きくします。気の玉が大きくなると想起します。
しかし気の玉が大きくなるのを待ってもなかなか大きくなったように感じないかもしれません。
その場合、気の玉が大きくなったらこのぐらいの手の動きになるはずだ・・・・と思って手をその想起した気の玉の大きさまをカバーするように動かしてましょう。てのひらの気感より先に動作を変えて臨場感を生成するのです。
動作を繰り返しながら、徐々に大きくしていきます。ソフトボール ⇨ バレーボール ⇨ ビーチボール ⇨ バランスボール ⇨ 運動会の大玉・・・・
最後の大玉の方になると、大きすぎて指定した動きができないはずです。もしかしたら手は頭の上に置いて気の玉を転がしているかもしれません。それで良いのです。
手に感じる気感はキープです。感覚が変化するのは構いませんが、なにかしらを感じ続けてください。気感とボールの臨場感で気の玉を感じる内部表現を操作しています。
ちなみにこの大きな気の玉の中に自分自身が入ると、結界になります。自分の四方に気の玉を置く方法以外の方法になりますね。
超小さくしてみる
次は逆に小さくしてみましょう。
同じように手を動作させます。そして気の玉が小さくなると想起します。
ソフトボール ⇨ テニスボール ⇨ 卓球の球 ⇨ ビー玉 ⇨ 大豆
最後の方は手のひら全体では扱えないでしょう。
手のひらで挟み込むようにしても良いですし(お団子を作るように)、指先でつまむようにすべらせても良いでしょう。
ここでもやはり気感を保つことが重要です。そしてより強い気感を得られる人もいることでしょう。
気の密度が高くなり、よりエネルギー密度が増すイメージですね。(まぁエネルギーってなんだってのは置いておいて)
小さく高エネルギーの気の玉は気の視覚化の訓練にも使えたりします。
本日はここまで
いかがでしたでしょうか?
動作を伴う説明をしているのでうまく伝わっているか不安ですが・・・。
その動きのヒントになったのは、高藤聡一郎氏の練気功・柔球という動作だったりします。
何れにせよ気の玉は、気功の入り口にして、面白く便利で使い勝手の良いツールです。是非色々試してみてください。