瞑想とりあえずファイナル
ほんじつはおめでとうございます。The Kerria S と申します。
今回はIKTM流(私が修行してきたヒーリングメソッド:I had received the Knowledge and Trained healing Method.)における瞑想について述べたいと思います。
前回の投稿から繰り返しますがヒーリングの訓練を主眼に置いた瞑想です。前回の続きと思って下さい。
今回で瞑想の説明はひと段落のはず・・・です。これまで説明してきた瞑想の中では一番高度な内容になります。
とは言え、初心者の方もトライできる内容かと思いますので、興味のある方は是非やってみて下さい。
体温瞑想
体温のコントロールを行う瞑想です。基本的には体温を上昇させることを行います。
熟達者は全身の体温を上昇させますが、ヒーリングを行うためのものであれば手や足だけで十分です。これができるようになると、変性意識状態が深くなるだけでなく、冷え性が解消できるというおまけ付きでもあります。
まずは瞑想の基本の体勢をとるところまでは同じです。前回や以前の項を参照ください。
ある程度瞑想状態になった後(変性意識状態になった後)、自分の手首から先の手に意識を向けます。そしてその手の温度をあげる意識を持ちます。
この時、目標温度を設定する方法があります。手の温度を1度あげる・・・などです。
また最初はイメージの力を使ってもOKです。私は暖かいお湯に手首から先を入れる意識で臨場感を生成する方法を用いていました。
何度も繰り返すうちに温度を上げる意識をするだけで本当に暖かくなります。最初は暖かく感じる・・・程度ですが、最終的には本当に温度が高くなります。温度計で計測してもその変化が確認できます。
次に、くるぶしから先の足で同じことを行います。
できれば手の温度はキープしたまま足の温度をあげていきます。同時多点の意識の集中が可能になる訓練でもあります。ヒーラーにとってとても重要な集中の種類です。
ただし初学のうちは難しいと感じる方が多いようです。その方は手の次は足というふうに順番に温め流意識で行って下さい。具体的には、
1手の温度を上げる、2足の温度をあげる、3手と足の温度を同時に上げる
といったプロセスでやってみて下さい。
この体温瞑想も数分から30分程度でOKです。
体温瞑想補足
これは、意識 → 内部表現書き換え → 物理変更 をしていることにほかなりません。
中国気功などでは上記の内部表現の書き換えの部分の解釈を、気の作用によるものとしているわけです。自分の物理(熱)を変更できるのであれば、これを内部表現の書き換えの一つの証拠として、自分の中で自信に繋がっていくかもしれません。(IKTM流では内部表現の書き換えの定義はしないですが)
マントラ瞑想
これは誰でもできる瞑想です。
瞑想時に心の中でマントラ(真言)を唱え続ける瞑想です。自身で唱えるマントラに集中するものです。
唱えた言葉の響きを全身に広げるイメージです。そのマントは通常のスピードで唱えます。(変に早くとかゆっくではないという意味)
瞑想に使用するマントラは何でもよいです。マントラ=真言ということで、密教のマントラが必要と思われる方もいるかもしれませんが、実はなんでもかまいません。
ただしネガティブな内容は避けるべきです。変性意識状態でネガティブな言葉を刷り込むと非常によくない状態になることが予測されます。
一般的にはポジティブで自分が好きな言葉や、アファメーションの内容で良いかと思います。
IKTM流では神様の名前を使用するが多いですね。例えば、”あまてらすすめおおみかみ”や”こくそくにとこだちおおかみ”、”すくなびこなおおかみ”などです。(これは非常に宗教的なのでおすすめはしませんが)
隣の人と間隔を開ける必要がある
最後に瞑想を行う上でのあまり言及されない注意点を紹介します。
隣の人と間隔を開ける必要があるということです。
一人で行う場合や、短時間の浅い変性意識状態でのものはあまり気にする必要はないです。ただし何人かで深い瞑想を行う場合は、隣の人と2m程度開けることができればより良いです。
これも多少スピリチュアルな表現になりますが、隣の方とオーラが重なり無意識下で邪魔になることがあるためです。
前回書いたように、瞑想の指導者や先達と一緒に行う場合は、その人のオーラに守られていると解釈することができます。言い換えるとそのセーフティーな場で初学者が瞑想ができるのと解釈できます。
本日はここまで
ある程度の集中が必要なヒーリングや気功には、これまで説明してきたような集中を持続させるような瞑想が非常に有効です。
自然音、メトロノームの音、自分の心音、体温など対象は様々ですが、その対象にフォーカスして集中を続けることがまず重要なのです。
そして瞑想を続け、変性意識が深くなることができるようになると、内部表現の書き換えも容易になっていきます。