霊術と気功を伝統と科学で学ぶブログ

Sun-Light Yellow Arts :あともう一つの解決方法をあなたに

もうちょっと瞑想

ほんじつはおめでとうございます。The Kerria S と申します。

今回はIKTM流(私が修行してきたヒーリングメソッド:I had received the Knowledge and Trained healing Method.)における瞑想について述べたいと思います。

ヒーリングの訓練を主目的に置いた瞑想です。以前に紹介したものの続きになります感じです。

 

thekerrias.hatenablog.com

 

今回はほんの少し高度な内容になります。(世の中瞑想ブームとも言える状況ですね。本格的なヨガや自己啓発的な文脈での瞑想は他に素晴らしい方々がいらっしゃいますので、そちらに譲るとします。)

とは言え、初心者の方もトライできる内容かと思いますので、興味のある方は是非やってみて下さい。

心臓瞑想

IKTM流の瞑想はある程度の意識の集中を伴う瞑想です。無になったり、頭を空っぽにすることはありません。

この”心臓瞑想”では、自分の”心臓の音”に耳を傾ける瞑想です。

瞑想の体勢は基本的な瞑想と同じです。

少しおさらいするとIKTM流の瞑想の体勢とは、リラックスした状態で、背筋を伸ばして座り(または立って)、目は閉じるか半眼(薄目を開ける程度)、手はリラックス状態をキープすればなんでも良い・・・となります。

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瞑想の風景

この状態で、自分の心臓の音を聞くように自分自身を”しむけ”ます。心臓の音は実際にはなかなか聞こえません。そこを聞く意識にしていくのです。

すると、心臓または体のどこかの脈が動く音が聞こえる感じがしてきます。この時聞いた(または感じた)音が、本当の心臓の音である必要はありません。なんとなく聞こえる状態でOKです。この聞こえているような気がする、実際の心臓の音とは異なるものは”疑心音”と言われます。

どうしても心臓の音を感じることができない方は、自分の心臓に手を当ててたり、脈をとったりしてみて拍動を感じてみて下さい。集中を続けると、”疑心音”または本当の心臓が動く音がが聞こえてくるはずです。

この心臓の音に集中をしていきます。

体はリラックスさせます。聞こえない音を一生懸命聞くがあまり、体に力が入らないようにするのがポイントです。

心臓瞑想を行う時間に特に決まりはありませんが、数分から30分程度で十分です。

心臓瞑想補足

心臓の音を深く聞いてい行くと、心臓の動きをコントロールできるようになるといわれています。実際には心拍数を減らす方向にコントローすることが多いようです。

心臓の脈拍数を減らすことにより、心身がリラックス状態に近づいていくはずです。

古代インドの考え方では、人間が一生で心臓が脈動できる回数が決まっており、心拍数を下げるということは、長寿にもつながるときいたことがあります。(確か高藤聡一郎氏の著書で読んだ記憶あり)

私はこの作業を、健康診断の血圧測定の前に行ったりします。まぁ気休めですけどね。

自然音CDの注意点

以前に説明した”自然瞑想”は自然の中でその自然の音に集中するものでした。川のせせらぎ、鳥の囀り、波の音などなど。そして都会に住んでいる方は自然音のCDで代用しましょうと紹介いたしました。

実はこのときの環境音CDは自分で録音したものが望ましいのです。

ちょっとスピリチュアルな内容になりますが、売っているCDにはそれに携わった人の思いがこもっていることがあります。

ですので無意識の部分において瞑想の邪魔になることがあります。

そのため自分で録音するのがベストであるといえます。もちろんCDである必要はなく、スマホ録音でも構いません。

もし、どこかで自然に触れる機会がありましたら、是非瞑想用に録音をしてみてください。ある程度の長さがあることが望ましいですが、短い時間でも繰り返し再生で代用もできます。また完璧を求めてもなかなかできないので、気軽に録音してみて下さい。

指導者が必要な場合もある

本ブログで紹介する程度の瞑想であれば独習が可能ですが、もっと本格的な瞑想に関しては指導者が必要です。すくなとも瞑想に熟達した先輩と一緒に行う必要があるでしょう。

その先生・先輩と場を共有することが大事です。無意識レベルでの導き、オーラの共有、同調による気づきなどと説明されることが多いようです。

瞑想が深くなりすぎて制御不能になると、人格の変性、精神へのダメージなどが起きてしまう場合があります。

いわゆる”魔境”と呼ばれる状態ですね。そのようなことにならないためにも、指導者が必要ですよ、ということです。

本稿の最後に

瞑想についはもう少し紹介したい内容がありますので、次回も引き続き瞑想のことを述べていきたいと思います。