霊術と気功を伝統と科学で学ぶブログ

Sun-Light Yellow Arts :あともう一つの解決方法をあなたに

はじめての気功 ホメオスタシス

ほんじつはおめでとうございます。The Kerria Sと申します。

本稿は、認知科学式技術群(気功)をはじめて学習する方に向けたものの続きになります。前稿を読んでからご覧ください。

では、いきましょう。

サイバーホメオスタシス

超情報場仮説はインターネットで調べても、個人の考えをまとめた情報は入手できますが、本当に深いところは公開されていません。提唱者の苫米地英人氏の私塾でのみ教えているためです。あとは氏の著書で少し触れている程度です。

しかし、サイバーホメオスタシスはインターネットで見つけることが出来ます。

苫米地英人氏(1996)『サイバー空間での近未来型エンターテインメント : サイバーホメオスタシス仮説の視点から』

超情報仮説の記述こそないものの、苫米地氏の基本的な理論が読み取れます。ぜひ読んでいただきたいと思います。

さて、以下から私の気功を理解するための説明になります。

ホメオスタシスとは、平常値に戻ろうとすることです。

生体恒常性と訳されます。

変化に対してフィードバックをかけてリアル(現状・目標でもある)に戻ろうとすることです。フィードバックとは変化を検知しその内容から対象をコントロールすることです。

このホメオスタシスは無意識が支配的です。(例外はありますが)

例えば、人間の体温がそれにあたります。
暑いと汗をかき冷却して体温の上昇を防ぎ一定の体温になるように働きます。
逆に寒いときは震える事で筋肉を収縮させ熱を産生して一定の対応になるように働きます。

これが一般的なホメオスタシスの考え方です。ざっくり。

これが、サイバー = 仮想空間 = 情報空間 まで広がっていると考えるのがサイバーホメオスタシスです。

ここでいう情報空間とは、先の情報場と同じ意味でとらえてください。

まずは心が外部から情報で動かされることを考えてみて下さい。
例えば映画や小説を見て涙を流す場合です。
映画は極論すると光の点滅にすぎません、小説は紙の上にインクが乗っているだけです。(身もふたもない 。( ゚Д゚))

これは外部からの情報で、生体が変化したことを示しています。

映画の場合は画像がメインでしょうか。
セリフが無くてもその情景に涙が出ることもあるはずです。
現実の美しく雄大な風景だけでく、SF映画の想像の画像でも感動して涙が流れることもあるでしょう。

もう一つ例として、一緒に暮らしている女性の生理周期があっていくことがありませんか?
ほかにも一緒に暮らすと同調していくことがありませんか?これはお互いに何かの情報をキャッチして変化が発生していることといえます。

これは外部の情報に対してホメオスタシスのフィードバックがかかり、生体の変化が起きたことを示しています。

これが”サイバーホメオスタシス”です。

すなわち、ホメオスタシスは情報空間までひろがっている!

これがポイントです。

ここでもう一つ思い出してほしいのが、”外部からの情報”は”情報”でした。

そして”情報”は”気”も含んでいるのです。

今回はここまで

次回は”内部表現”と”書き換える”の部分の解説になります。

認知科学式技術の肝は、”知識”にあります。実際に理論が腑に落ちた人が後の感覚を伴った訓練でも伸びが良いのです。

ですので、もうしばらくお付き合いください。

 

はじめての気功 気功とは?

ほんじつはおめでとうございます。The Kerria Sasaと申します。

本稿では、認知科学式技術群(気功)をはじめて学習する方に向けて書いていきます。今回に続き何回か行っていく予定です。

 

私の文章(過去の投稿)は小難しくわかりずらいものが多いのですが、さすがに予備知識がない人には厳しい内容だと”私も”思います。すみません。

そこでしばらくの間、はじめての人でも理解できることを目標に書いていきます。というかこの内容で初めての人へレクシャーしたこともあります。また一度書いた内容のリビルドになる部分も多々ありますが、その辺はご容赦願います。

 

これまで”気功”という表現も使ってはいましたが、”ヒーリング”といった表現をなるべく多く使っておりました。この”はじめて”の投稿は”気功”という表現を多く使っていきます。気功のほうがヒーリングよりも多くの使用用途があると考えているからです。

 

気功とは?

まずは座学的なところです。

 

気功とは、”共感覚による内部表現の書き換え” です。

意味がよくわからなくても、とりあえず覚えてしまいましょう。よくわからない言葉が並んでいるかもしれませんが、丸のみしてください。一つ一つのワードは追って解説します。

 

そして、曖昧な気の概念についてです。人によって流派によってさまざまな考え方があり、何が正解か悩んでしまう人も多いのですが・・・・

 

”気”は ”情報” と思ってしまいましょう。

 

これもまずは丸のみです。

もう少しかみ砕いた表現にしてみます。

 

気功をやる目的が、病気治療が目的の場合、気功とは、

気を操作して人の内部表現に影響を与えて心と体を変えていく

ということになります。

 

気功とは、気=情報操作のことであり、操作するにはそれ(対象)を認識する必要があります。

よって、対象を意識にあげる(認識する、気づく)ことからはじまります。

 

そしてこの概念は奥義でもあります。

 

超情報場仮説

気功の理論です。この”超情報場仮説”は気功理論の肝になります。実際は気功以外のものすごく広大な領域をカバーする内容です。

 

まずは丸呑みする内容は・・・・

①情報空間という広い空間が宇宙そのものであり、そして物理宇宙よりもそれは広い系である。

むずかしい。(;´Д`)

 

②その情報空間が物理を包摂しており、情報空間の写像(影)が物理であるということ。

やっぱりむずかしい。(;´Д`)

 

即ち、情報を書き換えれば物理にも影響を与える。ということ。

とりあえずこれだけ覚えればOKです。

 

考え方の流れは

 情報の書き換え
  → 情報空間の移動
    → 物理場の移動
     = 物理の書き換え

となります。

 

情報場とは仮説ではありますが、物理の上位に情報があり、情報が先、現実の物理が後と考えると色々腑に落ちます。

 

少々乱暴ですが、病気の場所を切除しても戻ることの説明になります。

 

もちろん生理学的に様々な要因があり戻るのですが、なぜ戻るのか?

その病気になるような情報場があり、その写像として物理的な病気が体現されてしまうと考える事が出来ます。

 

ですので、病気を治したい場合のアプローチの仕方は2種類です。

何度も再現されてしまう物理部分を繰り返し施術し、情報場が書き換わるのを待つか、病気を映し出してしまう情報場の方を変えるか、です。

 

情報場と物理現象は表裏一体です。情報が上位ですが物理的制約も受けることは覚えておくべきです。

 

今回はここまで

理論や用語の解説はもう少し続きます。すみません。

次回は”サイバーホメオスタシス”の解説になります。

 

認知科学式技術の肝は、”知識”にあります。実際に理論が腑に落ちた人が後の感覚を伴った訓練でも伸びが良いのです。

 

ですので、もうしばらくお付き合いください。

 

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ヒーリングを信じていなくても効果はあるのか

ほんじつはおめでとうございます。The Kerria Sと申します。

本稿ではヒーリングにおいていつも疑問に思われることについて考察を進めていきたいと思います。ヒーリングは信じていなくても効果があるか?についてです。

これは永遠のテーマです。”気”等の目に見えないものを使ったヒーリングを信じているかいないかで、ヒーリングの効果が変わるのか? そしてヒーリーがヒーリングされていることを知らなくても効果があるのか?

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ヒーリング時のリラックスのコツ

ほんじつはおめでとうございます。The Kerria Sと申します。

本稿ではヒーリング時のリラックスについて述べていきたいと思います。人によってはリラックスすなんて簡単でいつでもできると考えている人もいらっしゃるかもしれません。今回は普段の寝る前やうとうととした状態のリラックスではなく、ヒーリングをする、又はヒーリングを訓練するためのリラックスについて考えていきたいと思います。

ヒーリング時のリラックスの必要性

リラックスをするとヒーリングをするのに必要な要素が整っていきます。もちろん様々なヒーリングメソッドがあり100%ではないのですが、ほとんどのものがそうだと私は認識しています。私が修業してきたヒーリングメソッドや認知科学式技術も同様にリラックスが必要です。

肉体がリラックスすると、感受性が上がり”気”を感じやすくなります。力んでいる状態では微細な”気”を感じることは難しくなります。そして”気”の出力が阻害されなくなります。こわばった筋肉は”気”が通りにくいのです(一部例外あり)。よってリラックスが深くなるほど、”気”が出やすくなり、さらに感じやすくなります。

心をリラックスすると集中力が増します。そして”気”の出力が上がりやすくなります。さらに物事の変化に気が付きやすくなります。

ヒーリング時のリラックスの状態

リラックスには大きく分けると肉体と心(精神・意識)の二つの項目があります。両方を同時にリラックスさせる必要があります。

肉体のリラックスとは、必要最低限の筋力を残し、他の筋肉を弛緩させている状態です。例えば立ってリラックスする場合は、姿勢よく起立するのに必要な力を残して、その他の筋肉を弛緩させることになります。もし立った状態で全身の筋肉を完全に弛緩さると、きっとその場で崩れ落ちるように倒れ失禁すうような状態になるかと思います。たしかに究極のリラックス状態ではありますが、この状態ではヒーリングはできません。

また必要最低限の筋力とは、その姿勢の保持や動作を行うのに最低限必要な筋力を指しています。例えば腕を体側に伸ばした状態から前方挙上させる場合、腕を持ち上げるのに必要な筋肉だけを腕の重さを持ち上げる筋力で使用することを指します。同じ腕を上げるにしても力んだ状態で上げるのではありません。

次に心のリラックスです。ヒーリングにおける心のリラックスとは”ぼー”とすることではありません。雑念がわかない状態かつ、感情がフラットな状態を言います。言い換えると、意識が散漫ではなく心穏やかな状態です。

ですので”心のリラックス”を意識とはどういう状態か考えた(意識した)ことがない方にとってはつかみどころがないかもしれません。

肉体と心のリラックス状態は連動する

肉体がリラックスしていない(どこかに力みがあるような)状態で心をリラックスさせることは非常に難しいです。できなくはないですが難しいです。そしてヒーリングにおいてはやる必要ありません。

武術などは例外になるかもしれません。達人の中には肉体である筋肉を極限まで収縮させ、呼吸に必要な筋肉を爆発呼吸で収縮させつつも、精神(意識)はリラックスした状態を保つこともあるようです。

ヒーリングに必要な肉体と心のリラックスをするためには、まず肉体のリラックスからするとよいでしょう。肉体を意識的にリラックスさせることにより、心もリラックスした状態へと導いていくのです。

リラックスへの導入(やり方)

具体的なやり方は、以前気の玉の作り方でも紹介しました。重複になりますが一部加筆してもう一度記します。

軽く背筋を伸ばした状態で、頭、顔、首、肩、腕、手、背中、胸、腹、腰、股関節、脚、足先と上から順番に意識を向けながら、その部位部位を緩めるように誘導していきます。呼吸は自然で構いません。逆複式呼吸が得意であればそれでも良いですが、へたくそな呼吸法はかえって体をこわばらせる場合もあるので、注意してください。

呼吸を使う場合は、ゆっくりとした自然呼吸で吐く息と同時に前記の部位を緩ませていきます。一呼吸一か所です。鼻呼吸でOKです。無理に口から吐く必要はありません。(もちろんやっても構いませんが、余計な意識を使うようであればやめましょう)

もう一つ簡単な方法として、息をゆっくり吐くと同時に、頭から足に向かって力を抜くことを意識します。これを5回繰り返す方法です。(5TIMESといいます)5回全身を上から下へ吐く息とともに力を抜いていくのです。

リラックスのコツ 表情

リラックスへの導入の時、多くの人がつまづく点があります。

まずは表情。正確には顔の周りの筋肉です。顔を緩めるとは表情筋を緩めるということも含まれます。目の周り、口元、額、耳の周りなどです。他にも考えられる部位はあると思います。一番注意が必要なものは目の周りでしょう。緩めることで自然に半眼になっていくはずです。おめめぱっちりではないはずです。(半眼とは目を閉じているわけではないが、瞼が半分閉じている状態と今は理解しておいて下さい。)

リラックスのコツ 首の筋肉

次は首回りの筋肉です。具体的には、胸鎖乳突筋、頭板状筋、頭半棘筋、僧帽筋となります。僧帽筋は面積的には広くて盆の窪あたりから両肩口そして腰の上までの範囲になるのですが上部と中部をとらえてもらえばよいです。何となく首周りを緩めるだけでは、緩め残しが発生する人がいるようです。ですので上記の筋肉を意識的に緩めてみてください。

またこれらの筋肉が緩んで健常な状態になると、不定愁訴に効果があるかもしれません。(保証するものではないですが)

リラックスのコツ 脇と肘

最後に脇と肘です。今回のリラックスの目的はヒーリングをする際のものです。そしてここでいうヒーリングは手や腕を動かすものです。目をつぶって体を動かさず想念だけでヒーリングをするタイプのものではありません。ほとんどの技術に手の動作が入ります。気の玉を作るときも手と腕を動かしています。よって手・腕をリラックスさせておく必要があるのです。

脇の力の入れ具合については色々なところで解説されています。よく言われるのか脇に何か挟んでそれがギリギリ落ちないぐらいの力具合と言われるものです。これでよいです。完全に脇をしめてしまうと力みが出ます。はさむ(と思う)ものは、卵や薄めの枕などがよいかと思います。

もう一つ重要なものが肘です。上記のように脇を軽く閉じるようにリラックスをしつつ、肘関節を脱力します。その際肘を落とします。落とすとは肘関節の内側をなるべく上向きにするのです。この意識を持つと脇が開かない状態を保持できます。ただし脇と肘を両方意識してさい。肘だけではだめです。

リラックス一つでも同時に意識しなければいけないところが多いと感じるかもしれません。これは訓練を繰り返し数をこなせば容易に対応できます。体の状態を記憶していき、その記憶を思い出せば、いつでもリラックス状態になることができます。

本稿の最後に

いかがでしょうか?ヒーリングのためのリラックス方法について解説したつもりです。普段のリラックスが求められる様々な状況でも使用できますので、いろいろ試してみてください。

ヒーリングだけでなく、リラックス自体は非常に汎用性が高いものであり、リラックスによるヒーリングを行うことへの良好な作用以外にも、様々な良好な効果がありますので是非トライしてみて下さい。

 

師匠の死と認知科学式への挑戦(思い出話2/2)

ほんじつはおめでとうございます。The Kerria Sと申します。

本稿では前回の続きで、私(ブログ主)のヒーリングメソッドの師匠の死から認知科学式を導入するまでの経緯を記したいと思います。長いです。すみません。

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私がヒーリングを始めたきっかけ(思い出話 1/2)

ほんじつはおめでとうございます。The Kerria Sと申します。

本稿ではちょっと志向を変えて、ブログ主のヒーリングメソッドに出会うまでの歴史(?)を記したいと思います。おじさん・おばさんの方には懐かしいワードがいっぱいのはずです。「お前の話はいらん!」という人は本章は飛ばしてくださいな。

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気感、気を感じるとは

ほんじつはおめでとうございます。The Kerria Sと申します。

本稿では気の感覚、いわゆる”気感”と呼ばれるものについて考察していきたいと思います。ヒーリングや気功、そしてスピリチュアルな世界にいたる迄、おおよそ目に見えないものを扱う人々の多くが”気感”を得ています。(なかには全くない人がもいます。宗教を軸としたスピリチュアルな人に多い気がします。個人的感想ですが。)

では気感は絶対に必要なのか? なんとなくではだめなのか? いやいやそもそも気なんで実在しないものを感じるとかどうなのよ? について少しでも答えられたらと思います。

概要的な内容は気の玉の作りかたの時に述べていますが、少し深堀した内容にするつもりです。

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気の玉を作る 前編

ほんじつはおめでとうございます。The Kerria Sと申します。

 

本稿では、認知科学式技術群の基礎の基礎である、気の玉の作りかたを紹介いたします。

これを読みながら訓練をすれば、できるようになるはず・・・なものを目指します。

 

基礎の基礎でありながら、変性意識、臨場感、共感覚と気感(気を感じる)の強化にもつながる奥深いものです。

また私が修行してきたヒーリングメソッドとの比較も行っていきます。

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